今年の夏!DTMerがチャレンジしてみたい音楽ジャンル
みなさんこんにちは!
I'chiba'nのハンです!
みなさんは、音楽のトレンドって、
季節とも関係があること、感じてますか?
世界経済、天気、年齢、社会の雰囲気など、
音楽のトレンドを決める要素は私たちの周りにいくつもありますが、その中でも一番近くて、関係がある要素はやっぱり季節や天気ではないかな、と思いますね。
「夏は遅くてベタベタなバラードよりはアップテンポでテンションが上がるダンス曲を聴きたい!」と思ったりしたことありませんか?
今日はDTMerのみなさんに、今年のトレンドを含めて夏に似合うジャンルを紹介したいと思います!
では!
「今年の夏!DTMerがチャレンジしてみたい音楽ジャンル」、スタートです!
01.House
David Guetta, Nicki Minaj, Florida - Where Them Girls At
SOMI - Fast Forward
ハウスはDisco、Funk、などのジャンルに基づいて誕生したハウスは、EDMやダンスミュージックの基礎となるジャンルである分、
多くの方々が「そんな面白い話でもないじゃん」と思ったかもしれません。
そのぐらい、ハウス楽曲の特徴である四つうちのドラムパータンは、「流行ってない時期がなかった」と言っても過言ではないぐらい、季節と関係なく、いつでも定番であるジャンルですね。
でも、定番であるからこそ、ハウス楽曲は誰が聴いても
夏フェスや、クラブなど、ダンスや活動的なアクティビティをイメージさせます。実際に、ハウス楽曲は他の季節よりも夏に多く配信される傾向がありますね。
TWICE - Dance The Night Away (Tropical House)
特に、Tropical House、Future Houseは数年前から夏を代表するHouseジャンルになってきていますので、今年の夏はHouse、作ってみませんか?
02.EmoHiphop,(Hybrid Rock)
Avril Lavigne, Black Bear - Love It When You Hate Me
CVLTE - happy.
数年前から、Emo RockやPunkジャンルのロックアーティストがヒップホップアーティストとコラボしたり、
ロックサウンドを取り入れたビートを使ったラッパーが多くなるなど、
ロックとヒップホップをハイブリッドさせようとする動きが続いています。
そのジャンルの名前はまだ確実に決まったわけではないようですが、
「Emo Hiphop」もしくは「Hybrid Rock」という名前でと呼ばれ、固まっている様子です。
もちろん、「Linkin Park」のように、ヒップホップやラップの要素を取り入れたロックサウンドを追求していたバンドはいたんですが、
その時は「ロック楽曲にラップを乗せる」ような形であったら、最近のEmoHiphopはしっかり二つのジャンルの特徴をミックスさせたサウンドをしているので、より進歩した形のハイブリッド、と言えると思います。
YUNGBLUD, MGK - acting like that
03.Drum&Bass
I'chiba'nのブログでも何回か紹介したことある、「Drum & Bass」です。
去年から少しづつ聞くようになったDrum & Bassは、個人的に私が今注目しているジャンルでもあります。
早いBPMとハイハットに暴力的なドラムトーンとWooble Bassが伝えてくれる開放感は、夏の暑い天気を忘れられるぐらいのパワーを持っていますね。
Noisia、Pendulum のようなDrum & Bassアーティストが作ってきたDrum & Bassの現代的なサウンドを取り入れた楽曲が世界的に増えている様子です。
BOBBY, JUSTHIS - hercules!
I'chiba'nでも「絶対流行るジャンル」として紹介しましたので、ぜひ!こちらの記事も参考にしてください!
04.Country
Beyonce - TEXAS HOLD'EM
(白人を代表するカントリーを再解釈)
Carly Rae Jepsen - Go Find Yourself Or Whatever
(カントリー・フォークのジャンル的特徴を使用)
竹渕慶 - Who I am
(アレンジ的要素を使用)
Lil Nas X、Beyonceなどのアーティストをはじめ、
海外ではカントリーサウンドの再解釈、もしくはカントリーの要素を取り入れようとする動きが見えています。
夏のカントリーはアコギの感性的なサウンドと、ペンタトニックスケールがくれる独特な雰囲気は夏のキャンプファイヤやラブソングとしてもとても良い効果を期待できるジャンルかと思われます。
また、カントリー曲には遅いバラード曲も、早いテンポの楽曲も含まれるので、カントリーの音楽的特徴を取り入れた様々なバリエーションの楽曲を作れることが特徴です。
05.Moombah Tone
LE SSERAFIM - Smart
Moombah Toneは夏の暑さを代表するジャンルです。
暑い地方のゆったりとした雰囲気を反映した独特なドラムリズム、レゲートーンのサウンドが特徴的なMoombah Toneは、EDM、Hiphopなど、いろいろなジャンルに使用され、夏を代表するジャンルになりました。
特にK-POP市場ではLE SSERAFIMが「AntiFragile」、「Smart」など、多数の代表曲に使用してポピュラーになってきています。
J Balvin - Mi Gente
Yunomi - 大江戸コントローラー
Moombah toneは日本にはまだポピュラーに使用されてはいないようですが、その独特なリズムの魅力を反映したサウンドは世界的にとても愛されていますので、今年の夏にチャレンジしてみるのも良いかと思います。
みなさん、いかがですか?
予想したジャンルも、初めて聞くジャンルもあったかと思います。
夏を代表するジャンルはこれ以外にも多くありますので、たまには今の季節を反映した楽曲を作ってみるのはいかがですか?