酒蔵発の酒粕レシピ Vol.2
前回「Vol.1」では主に洋食のレシピをご紹介したので、今回は和食のレシピをご紹介します。酒肴としても楽しめるラインアップです。
栄養価の高い発酵食品「酒粕」を、普段のお料理に取り入れるきっかけになれたら嬉しいです。
レシピに記載した酒粕の分量は、コクや旨味が増す程度にしています。酒粕好きはちょっとずつ量を増やして作ってください♡
菜の花の酒粕風味白和え
<材料 約4人分>
木綿豆腐 1/4丁
味噌 好みの量
同量の水で溶いた酒粕 好みの量
ゴマ油 少々
菜の花 1束(よくスーパーで見かけるサイズ)
薄切りベーコン 2枚
<作り方>
① 豆腐は1度、沸騰した湯に入れ2~3分程度湯通し、水を切っておきます。
② 菜の花はサッと湯がいて(1分程度)氷水に入れ冷やしたら、搾ってしっかり水気をとります。
③ ベーコンは千切りにして軽く炒め、油をきっておきます。
④ ボウルに豆腐を入れ潰し、味噌・水で溶いた酒粕・ゴマ油を入れ軽く混ぜます。
⑤ 軽く混ぜ合わせた④に、食べやすくカットした菜の花、ベーコンを入れ、和えたら出来上がりです!
味噌や酒粕ペースト(同量の水で溶いた酒粕)は、まずは少量入れて、味を見ながら足してみてください。酒粕好きは溶く水の量を減らしてもいいかも。
今回は菜の花を使用しましたが、小松菜やほうれん草で作るのもオススメです。
タコと九条ねぎの酒粕酢味噌和え
<材料>
蒸しタコ 1パック
九条ねぎ 1本
A
白味噌 大さじ2
砂糖 大さじ1
酢 大さじ1
酒粕ペースト(同量の水で溶いた酒粕) 小さじ1
和辛子 適量
<作り方>
① タコを食べやすいサイズにカット
② 九条ねぎを鍋に入るサイズにカットし、沸騰したお湯で1分ほど茹でます。青い部分の中にあるゼリー状のとろみはスプーンなどで上からこすり出して取り除き、食べやすいサイズにカットします。
③ Aの材料を混ぜ合わせ、タコと九条ねぎと和えたら完成です。
九条ねぎのゼリー状のとろみは鍋や煮物の時は美味しく召し上がっていただけますよ!酢味噌和えでは味がぼやけてしまうので、ひと手間かけてみました。
サバ缶で作る簡単味噌煮(酒粕風味)
<材料>
サバ缶 1缶
えのき 1パック
しめじ 1パック
チンゲン菜 お好みで
A
水 200cc
醤油 大さじ1
おろし生姜 小さじ1
B
味噌 大さじ1
酒粕ペースト(同量の水で溶いた酒粕) 大さじ1
<作り方>
① えのき、しめじ、チンゲン菜を食べやすいサイズにカットしておきます。
② サバと他の具材、Aを鍋に入れて軽く煮ます。
③ 美味しく食べられそうなくらいに火が通ったらBを入れ、全体が馴染むくらいにサッと煮ます。
④ 盛り付けたら完成!
日本酒を嗜む方は、純米酒のぬる燗とか合いそうですよ~♪
魚や鶏で作る「酒粕漬け焼き」の粕床
<材料>
酒粕 100g
味噌 50g
みりん 50g
日本酒 100g
<作り方>
材料をボウルに入れ、しっかり混ぜたら出来上がり!
酒粕が固くて混ぜにくい場合は、レンジで40秒くらい温めてから混ぜるとやりやすいかもしれません。手で揉み込むように混ぜると良いですよ。
<オススメの具材>
鶏肉、豚肉、サワラ、鮭、金目鯛、赤魚、イカ
チーズ、うずらの玉子など
野菜もカブ、人参、ごぼうなど漬けられます。
<漬け方>
*肉や魚を漬ける場合*
軽く塩をふり10分ほど待ってから、水気を拭き取り漬ける。
*野菜を漬ける場合*
ごぼうは下茹でしてから、カブ・人参はそのままで。
味が入りにくい人参は、他の野菜と一緒に漬ける時は少し細めにカットするのがおすすめ。
上記のしたごしらえ(水気をとっておく)をした後、粕床を具材に塗り込み、タッパーやジップロックなどの保存袋に入れ、冷蔵庫で1~2晩寝かせます。
焼くときは、余計な粕は拭き取って、フライパンにクッキングシートを敷き、フタをして弱火で焼きましょう。(トースターなどでも大丈夫)
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今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
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