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院試の英語質問を日本語でぶち抜いた僕が、就活の英語面接を耐えられるようになるまで


とっきー、教授会議頑張ったよ、とっきー英語話さんからゴリ押しせんといけんかったよ~(笑)


2021年の夏頃、指導教官の教授にそう言われた。
理由は簡単で、院試の口頭試問で、別のアメリカ人教授の英語質問を日本語で答えたから。

教授:Which tyep of capitalism do you focus on? American or Brtish, like that. There are some types of capitalism.
僕:そうですね、、、。アメリカ版の資本主義に注目したいと思っています。全世界が今、いわゆる「アメリカの資本主義」に基づいて動いていると思うので、、、。

たしかこんな感じだった。
「いや、ムリムリムリ。てめえ、普段適当な授業しかせんくせに、いっちょ前なこと聞いてくんじゃねえよ!!!」って思った。まじめに。 

怒りの矛先をその教授に向けるくらい、英語を話すことに苦手意識があった。ださすぎるし、大学院行くのに英語話せない自分がまじでコンプレックスだった。

そんな僕が、今日、就活の英語面接を耐え抜いた!
結果は知らない、もしかしたら耐えれてないかもしれないけど、それは今は考えないことにする。
合否よりも人前である程度自信を持って英語を話せるようになったことに対して、勝手に成長を感じながらこのnoteを書いている。

この2年間、わたしゃ何をやったけ?っていう振り返りnote。
ヘッダー写真は、大好きな先生と大好きな先輩とデイキャンプしたときのビール!


院の先輩の授業にお邪魔して、発音矯正レッスンした。

とっきー、発音指導しよか。
Sさんみたいな発音になったら、自信もつくんやない?

大学4年の後期、教授から誘われて参加したお試し大学院授業でそう教授に言われた。
たしかにアメリカ文学専攻の院卒で英語話せんっていろいろまずいな、、、。と思ったから、もちろんお願いした。

それまでの僕の発音は、カタカナ英語に近かったと思う。
そんな聞くに堪えない発音でも、先生と先輩は親身になって指導してくれた。まじで感謝。

①発音記号とアクセントを確認する。
②アクセントで気持ち伸ばして読む。
③つなげて読むところには印をつける。
④意味のまとまりで続けて読むように意識する。
⑤ひたすら練習する。

毎日単語帳の例文を読んで、めっちゃ練習した。
たぶんあの時は毎日30分は単語帳やってた。えらいぞ自分。
院に入学した2022年4月、先生と先輩から「なんかめっちゃ上手くなったやん!!」って言われた。めっちゃくちゃ嬉しかった!!成果出た。

英語で4作品読んだ。

Dorothy Allison : Trash
Richard Ford : Wildlife
Jane Austen : Persuasion
Oscar Wilde : An Ideal Husband

直近1年で読破した作品たち。毎週読み進めて、レポートを書いて、先生にぼこぼこにされてを繰り返した。単語一つ、文章一つにとことん向き合って分析していたから、自然と英語の表現が身についていった感覚がある。

イギリス文学の講義ではBBCのニュースも読んでいたから、そこでも表現の幅は広がったように思える。
今考えたら、まじであほみたいに本を読んだ。
毎月7~10冊の本と論文(日本語と英語)を読んで、毎週4本のレポートを書いた。しんどかったけど楽しかった。

「単語一つ、文章一つにこだわる」
文学研究の基本の姿勢が僕の英語表現習得に一役買ってくれたみたい。

オンライン英会話を始めた

6月中旬頃から、kimini英会話という学研教室が運営しているオンライン英会話を始めた。
英語話せるようになりたいなーとずっと思っていたけど、人に醜態をさらしたくないという変なプライドが発動して、ずっとできずにいた。
ただ、後輩がめっちゃ頑張っているもんだから、その子が愚直にやってるもんだから僕も負けてられんって火が付いた。

この1年で、プライドもくそもなくなった。
変なプライド持ってても、先生には追いつけない。
ならいっそ、そんなちんけなプライド捨てて、身一つでぶつかっていくしかない。そう思えるようになった。

始めるのは確かに遅かったと思う。
でも、毎日言いたいことが的確に言えないもどかしさを感じながら、生きているって実感しながら取り組めている。
英語に向き合っているときの自分が一番生き生きしているのかもしれない。

今1か月ちょっと継続できているから、昔の自分よりは成長しているみたい。はなまる。

比較対象は常に昔の自分。

僕は留学に行かなかった。
英語話せないと思い込んでいたから。
正直、後悔している。

でも、今はその選択を自分で正解にしていくしかないなと思っている。
その為にも地道に英会話を続けていくし、就活も英語を使える職種で貫き通す。
今日、昔の自分より成長していると実感した。
その時点でもう大優勝!!
まだまだ理想とはほど遠いし、まだまだこれから。改善点はたくさんある。
2024年3月、大学院に進学してよかったと心の底から言えるような半年にしよう。
きっとその先には院試の英語質問を日本語でぶち抜いた頃の僕が、見たいと思っていた景色があると思う。

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