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読了!折原みと「制服のころ、君に恋した。」

《粗筋》
28歳の養護教諭・奈帆は、高校時代にシンタという彼を亡くした過去があった。10年経っても喪失感から抜け出せない彼女の前に、「彼」が突然現れる。10年前の“想い”と“真実”。失ったものは取り戻せるのか? 110万人が泣いた『時の輝き』の著者から、“制服のころ”を過ごしてきたすべての人に贈る、奇跡の物語。


《感想》
切ない。
こうやってしっかり前を向けるなら、たまには過去に戻るのも有りなのかな。人は生物である以上いつ死ぬかなんて分からないっていうありきたりなことかもしれないけど、それを再確認できた。

私は、こんな一言で彼の背中を押した。
「早くしないと夏休みが始まっちゃうよ」(P92)

私はキスをしたくなった。
言葉以外で『好き』って気持ちを伝えたくて。(P124)
(2020/10/10)

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