見出し画像

「自称ラッパー」の話 #2

こんにちは、こんばんは

早くも第2回投稿ですが、書いてみると脳みそに、記憶の上書き保存ができて意外と楽しいことが発見できました

今回のどーでもいいサロントークは、

「自称ラッパー」の話でも

当時中学生だったAさんとの話なのですが、クラスの男子の一部で「ラップ」が流行っていたらしく、休み時間になるとフリースタイルラップが始まるらしい…

微塵の羞恥心もなく、男子は思いの丈をラップする

たまに若い先生も混じることがあるらしく、思春期真っ只中のラッパー少年からすればそんな先生は好かれるであろうこと想像に硬い(逆にめちゃくちゃ煙たがれるか)

せっかくの休み時間、少し耳障りなくらいで、そんなに害があるわけでないが、Aさん達女子一同の目線は、まあ冷ややかこのうえない

そんな日々が続いたとある日、ついに害と呼べる状況にAさんが巻き込まれることに

学校も終わり帰宅し、ご飯も食べ終わり自分の部屋で携帯をいじりながらくつろいでいたその時!

携帯が鳴る!!

「自称ラッパー」Rくんからだ…

Rくん:「窓の外見て!」

Aさんが窓の外を見ると、窓から見える小さい公園に立っているRくんがいた

Rくん「今からラップするから見てて!」

そんなこと言われたら嫌だとも言えず、Aさんは見るしかない

ラップが耳の左から右へただ通過していき、時間はこく一刻と過ぎゆく…

何やかんやAさんは、小一時間聴かされていたらしい…

まさに時間の無駄である!害である!!

「Rくん、Aさんのこと好きなんじゃないの?」と、私が聞くと

「そんなんじゃない」とAさんは言うが、実際Rくんの本心はどうなんだろうか…

男心も人それぞれだとは思うけど、興味がない異性にそんな姿見せるもんかな?逆に何も意識してないから、見せれるのかなとも思えるし…後者の方が可能性は大きいのかな??

どっちにしろ、誰が見ているかもわからない公園で1人ラップを披露するメンタルは、少なくとも私の思春期時代より強い!!

年は関係ないのかもしれないが、思春期真っ只中の男というのは、カッコいいと思ったコト・モノへのパワー、突っ走って行くエネルギーは凄まじい

大人になると色々考え過ぎてしまい(そうじゃない人もまれにいる)、好きなコト・モノ(ヒトとの関わりも)突っ走ったりできないことが多いので、羨ましくもある

Aさんも今や高校生になり、Rくんとも会う機会がめっきり無いみたいだけど、Aさんがサロンに来るたびにRくんのことを聞いてしまう…

実は私がRくんの1番のファンなのかもしれない笑

それでは、

「あー、どーでもいいけどおもしかった」

あっ、ちなみにラップ聴くのは大好きです!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?