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栄養素の働き

私たちの体に必要な栄養素は、
約40種あるといわれています。


あなたはこれらの栄養素の
性質と機能を、どれくらい
知っていますか?


栄養素の働きを知っておくと、
どんな時に、何を食べれば
いいのかがわかります。


「風邪の時は、消化に良いもの」

「活動量が多い時は、
エネルギー源になるもの」

「肌荒れが気になる時は、
ビタミンが摂取できるもの」


というように、体調管理が
もっと楽に、上手にできる
ようになります!


ここでは、体の維持と成長に
必要不可欠な栄養素と
されている

『五大栄養素』

について、教えていこうと
思います!




五大栄養素の種類

・たんぱく質

・炭水化物

・脂質

・無機質

・ビタミン


五大栄養素には、主に
3つの働きがあります。

①体のエネルギー源になる

②体の組織をつくる

③体の機能を調節する


①体のエネルギー源になる

・炭水化物

・脂質

・たんぱく質


②体の組織をつくる

・脂質

・たんぱく質

・無機質


③体の機能を調節する

・たんぱく質

・無機質

・ビタミン


この五大栄養素が不足すると、
発育、成長の遅れなど、健康を
保つことが難しくなります。


【 たんぱく質】

たんぱく質は、アミノ酸の
集合体です。

主に筋肉や血液の成分として、
体の多くを形成しています。

多く含む食品

卵類、肉類、豆類、魚介類


【 炭水化物】

炭水化物は、糖質と食物繊維
に分けられます。

・糖質

消化されると、ぶどう糖として
吸収され、エネルギーとして
消費されます。




・食物繊維

食物繊維は、消化されにくい
炭水化物のことです。

血中コレステロール濃度
を低下させ、体の調子を
整えます。


多く含む食品

穀類、いも類、砂糖類


【脂質 】

脂質には、中性脂肪、リン脂質
コレステロールなどがあります。

生体膜や、血液の成分になる
重要な栄養素です。

しかし、脂質は現代の食生活
では、摂りすぎがちなので
注意が必要です。

多く含む食品

種実類、油脂類


【無機質 】

無機質(ミネラル)は、血液や
骨などの成分として体の組織を
作ります。

体内で合成されないので、
食品から摂る必要があります。

現代の食生活では、鉄や
カルシウムが不足しやすく、

ナトリウムは摂りすぎの
傾向にあります。

多く含む食品

牛乳・乳製品、藻類


【 ビタミン】

ビタミンは、体の機能を
調節する役割を持ちます。

体内では、ほとんど合成
出来ないので、食品から摂る
必要があります。

過剰摂取すると、頭痛や
皮膚障害といった、

過剰症が起こる場合が
あるので注意が必要です。

多く含む食品

野菜・果物類、きのこ類


特定の栄養素ばかり摂るの
ではなく、

全ての栄養素をバランスよく
摂取することが大切です。


心身ともに健やかな
生活を送るために、

普段の食事ではぜひ、栄養素を
意識してみてください!

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