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11月の振り返りと12月のテーマ

「自分を見つめられた、良い月だった」な

そんな気持ちで終えた11月でした。いい意味で自分の考えやスタンスを問われる場面が多くて、自分がどう在りたいか、どう行動するかを自分に問うキッカケがいくつもありました。そのたびに、「今はこれがベストだと思う」「愛と調和で考えたい。自分とみんなが喜べるのは?」「(反面教師にして)私はこうありたいから、こっちを選ぶ」など、冷静に考え行動できたのが良かったし、新たに気づきや自身の成長を感じられて嬉しさもあった月でした。

問われているときは、ちょっぴり苦しさもあるけど。総じて上々、自分で自分のご機嫌を取り切れた1ヶ月でした。

11月の振り返り

10月に掲げた2つのテーマ。

①目標は「関わる人と楽しみながら創作」
②やり方を「一気にやらないで、グラデーション」にする

①については概ねできたと思います。思うようにいかない場面も冷静に分析できて、相談しながら進められたし、何でも「楽しむ」方向で考えられました、いつも100%楽しくワイワイできるシーンでいられないときでも、ダークサイドに落ちなかった。いつもライトサイドに立っていられたのは、思考の中にスポットライトをイメージして、前向きに考えられたおかげかと思います。

②私は0か100思考や「べき論」からイライラしてしまったり、周囲に説明やプレゼンをして自分を理解してもらうという力が低いので、勝手に「分かってもらえないんだ!」と悲壮感全開の大暴走をしてしまうことがあります。忙しくなればなるほど、その傾向になってしまうので「自分対策」をして臨んだことで暴走自己もなく進むことができました。

ー 得られたギフト ー
「無い探し」をやめて自分にOK!を出すことが出来るようになってきた。
また、認めること許すことの感覚が自己犠牲的ではなく、客観的な視点に立って出来るようになった感覚があり、先月も挙げた「こうじゃなきゃダメ」の手放しができつつあり嬉しい◎

という自分にとって嬉しい収穫。得られた理由に2つの取組みがありました。

1つに「楽しむ視点」で行動ができたこと。もう1つに、「できたこと」にもしっかりと目を向けることができたことです。


ギフト 理由1 「楽しむ視点」

自分を追い詰めることは継続の楽しさを失ってしまうので辞めたいと思いがありました。私がなりふり構わず自分を追い込む時、その後の結果を冷静に振り返った時、たしかに「結果を出す」ことができていました。ただ、それによる「代償」も大きいということが分かりました。

例えば、協業している人たちを否定的に感じてしまったり、自分さえ我慢すれば良いんだという自己犠牲的な考えで自分を傷つけてしまったりしていました。せっかく達成できたのに、「プロセス」が喜べるものではないから、結果的に“いい思い出”にならないということが頻発していたからです。

「それって、悲しくない?」

そう思い、結果が得られればいい」ではなくてプロセスもポジティブに味わおうと考え続けるようにしました。

ちょっと話が長くなるのですが、なぜそう考えたか?というと、もう1階層下に“根っこ”を発見しました。

“根っこ”
自分がココにいるよ、わかってほしい!褒めて欲しい!という強い承認欲求がある

ということを突き止めました。「なんでだろう?」と問いを立て続け、これまでのいくつかのケースを分析した結果、導き出したのです。

私は「見返りを求めすぎて辛くなる」傾向が強く、そんな自分を手放したいという想いがありました。なぜ、見返りを求めるのか?を見つめ直したら、いろんな理由があると分かったのですが、大きくこの2つの感情に行き着いたのです。

・幼少期に「寂しさ」を感じることが多く、人とのつながりを「確かめたい」気持ちが強いこと
・自分がやったことが「正しい」という証明が欲しいから(喜ばれたり、私の好意や努力を知ってほしい)自己承認欲求が強い

これを自分で癒やして克服出来るようになれば、もしくは気にならなくなれば、もっと気持ちが軽やかで楽しむことにエネルギーを向けられるのはないか?と考えたのです。

実際に11月の間で「苦しいな」「寂しいな」「怒りを感じるな」とアンテナが立った時に、何日かかけて自分の感情を観察していると「承認欲求」「愛情を求める」気持ちが他人に向けられているのだと分かったのです。

いやいや、そんなのもったいない。楽しもう!1人でいても幸せ、みんなでいても幸せなんだから

と立ち返って、「他人に埋めてもらう」のではなく「自分でOK!を出し自分で褒める」ようにしたのです。そのおかげで「ニュートラル」な気持ちを保つことが出来るようになったし、プロセスの中で起きることに冷静に対応出来るようになりました。具体的には、気持ちの中で自分褒めやる時もあれば書き出すときもあり、プリンやアイスなどで癒やしたりもしました。案外効果があったのが、「考えない」をすることです。頭の中でそのことを考えるのをやめる、それです。考えてしまうときは寝る!そんな風に色々と試しながらですが、自分のご機嫌を取り心に余白を作るようにするので、出来事の良い面にスポットライトを当てる余裕を生み出すことができました。


ギフト 理由2 「できたこと」にもしっかりと目を向ける

「プロセス」を楽しむ!に通づる話なのですが、自分ができたこと、やったことをしっかりと認識して、褒めてあげるのも効果的でした。

「理想」の自分やSNSなどで「うまくいっている人」を見ると、つい「いいな〜」と憧れが羨ましさに変わって、“そうじゃない自分”の“できない”ところとか、理想とかけ離れた自分の面を探してしまうことがありました。もちろん、ギャップを埋めるために、その事実を把握するのが大切なときもあるけれど、その感情とモチベーションをリンクさせる理由もないなという事に気が付きました。

他人と比較しても意味がない。無い物ねだりしてもしょうがない。自分が今選択してきた道に立っているのだから、自分の人生を見つめてあげよう、と切り替えるようにしました。

そうすると、いい意味の「人は人、自分は自分」という感覚になれました。そもそも、SNSなどでキラキラしている人を見るとモチベーションが上がるタイプなので、そんなに落ち込むなどにはならない性格でもあります。SNSなど目に入ってくる情報といい距離感を取ることができれば、大事にはならないです。

今回特に良かったのは、事あるごとに自分の気持を切り替えるときに「エネルギーの向きと時間」を意識したこと、でした。

人生誰にでも平等に流れている「時間」を、どう使うか?ポジティブなエネルギーで使うのか、ネガティブなエネルギーに費やすのかを考えたら、絶対にポジティブな方が良い。そんな当たり前に立ち返ることで、我に返ってくるという習慣を取り入れました。そうしているうちに、挑戦する時や理想の自分に向かうとき、「熱中する」「夢中になる」ことで、些細なことや不安を払拭できるんだという経験を得られてポジティブサイクルを作りやすくなりました。そのサイクルの中で、さらに自分の感覚を得られた「進む自分」をしっかりと褒めて、「できたこと」をしっかりと評価してを継続しているうちに、“自分にとって良い時間の過ごし方ができた”と、さらに花丸をつけてあげられるようになりました。

①と②で得た大事な気付き

私はこの振り返りでとても大事なことに気が付きました。それは、

大事なものは、もう十分持っている

ということです。この振り返りnoteにも何度か出てきた言葉、「立ち返る」。そんな自分の経験や在り方を自分の中で探し、言語化するなかで、私にはちゃんと答えや今考えられるベストの仮説を導き出せる素材を持っていると感じたのです。「今まで頑張ってきた自分」が愛おしくなる感覚は、明奈さんのライフログ講座で感じた自分や関わってきてくれたみんなへの感謝と同じような温かい感覚でした。

友達家族や仕事を通じて出会った人、偶然が重なって出会えた人や、失敗で迷惑をかけてしまった人などいろんな人とのつながりや、自分の興味のあること、積み上げてきたもの捨ててきた選択など、どれも尊い。

こうして、「有る」を確認し、「無い」探しをやめられたのです。自分の現在地や感情を認めると許せるし、他人のことも気にならなくなってきます。そして、「こうじゃなきゃダメ」とも思わず、「これもいいじゃない♡」という気持ちですすめるようになってきたのです。

主な出来事

今月はギフトを得られたこと、うまくいったことをメインに書いたので、出来事はメモ程度に残しておきたいと思います。

・結婚5周年。5というなんだか節目の年。「けっこう長い間一緒にいるんだな〜」という感覚。近所の美味しいイタリアンで1品1ワインのマリアージュを体験。話題に出るのはもっぱら我が家のわんこたちの話。普通、事前に書いてくるでしょ!っていう「お手紙」を、なんと本人である私を目の前にして“オレはライブで書く”というライブプレゼントで楽しかった笑

・集客イベントに苦戦。一緒に集めてくださっている方には申し訳ないのですが、実験的第一回目だったので、焦らずに来てくれる方に向けて、しっかりと価値提供をしていきたいと思います。自分の企画の伝え方やブラッシュアップすべきところも見えるから、得られることが大きいチャレンジだった。

・11月の前半はもっぱら「色彩検定2級」対策に費やした。「何事も2級から難易度が上がる」は本当で、3級の内容が分かっている前提で話が進むので難しい!仕事をしながら勉強って、こんなに大変なんだーー!と痛感したけど、結果自己採点は90%超えていたので結果がたのしみ!カラーディレクター講座の同期のみんなが頑張っているのを見ていたから、私も頑張れた。最終的にはハイになってて勉強が楽しかった。自分の弱さと向き合う感覚はキツかったけど、トライして本当に良かった!

・カラーディレクター講座ベーシックの卒業課題。試験勉強の燃え尽きで、実質3〜4日しか割けなかった。でもその間、夢の中でも課題やっているくらい熱中した。楽しかった!アイデアどんどん出てきて、Aで進んでたけどBを思いついちゃった!融合してCにするか、AかBを1つ選んで突き詰めるか…など、アイデアを出すことより捨てることの勇気と決断ですごく悩んだし、制作が進む間で最初のConceptとのズレや構成の中で辻褄が合っていない部分もあり、カラーディレクションだけでなく提案・プランニングの難しさを体験できた。うちのデザイナーのみんなも言うけど、自分の中の引き出しや「いいデザイン」にどれだけ触れるかというのも日々の鍛錬でとっても大切だと感じました。またやりたい!と思える。これは続けたいこと。

・自社リブランディングをやるか?で超悩んだ。多分、入社して約5年で悩んだレベルTOP3に入る。やりたい気持ちとタイミングや社内状況とバランスが見極められない歯がゆさと。短期間の悩みだったけど、免疫力が一気に落ちたのか、口の中に血豆ができて大病を疑ったほど、心身が追い詰まっていた。年に数回の「社長がおどろおどろしいオーラを纏う時期」が重なっていたのも大きかったと思うけどw 「やる」と腹をくくった決断とよく日にはもう前向きに活動できていた自分が成長したなと感じた。みんなと最大限楽しみいいものを作っていこうと思う。そしで自分もバージョンUP!

・頑張るといつもこうなるという傾向の1つ、「孤独感」。感じやすくなってしまうのはなぜなんだろう?私の七不思議。誰も何も言ってきているわけでもないのに。…だけど、「べき論」を手放せた私なら、分厚い壁である「謎の孤独感」ともいい付き合い方が見つけられるかもしれない。

・友達っていいな♡ 親友のことをふと思い出した朝に、なんとその友達から数カ月ぶりに「元気?」とLINEが来るというシンクロ!部活の友達が結婚!試験勉強で友達と励まし合いLINEや試験頑張ったねってランチお疲れ様会をしてくれる友達、「もうだめだー」って弱音をはいたLINEに「どしたー?ごはんいく?」と支えてくれる友達。ホントにみんないつもありがとう。HAPPY NEWSも嬉しかったよ!

このほか、仕事や予定が詰まる中でちょこちょとと個人活動のプランニングや制作をしている私、ホントに偉いぞ!と思い来年花開くと良いなと自分が自分にワクワクするという良い感じと、美味しい食卓に恵まれた1ヶ月で年末にかけても継続していきたい。

12月のテーマ

「全部ギフトだと思う」をテーマに掲げました。

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2021年を締めくくる12月を最後まで楽しくやり切ろう!と感じています。31日に、「は〜、今年もいろいろあったけど、いい年だったね」と感じられるように。

そして、この冬は繁忙期にならない雰囲気があったので、じっくり進もうかなと思っていた矢先、社長がいっぱい案件獲得してくれたので、やっぱり今年も忙しい冬になりそうです笑。プロジェクトの一覧にほぼ全部名前が入っていたし(一瞬くらっとした)。だから、ワクワク企てる力をつけようと思っていて、Amazonで本買いまくったんで、それを実験してノウハウ積み重ねていきたい。

忙しいときは「心を亡くす」と言うけど、そもそも忙しくしない。ワクワクと自分メンテを両立して、みんなとも一緒に毎日を味わっていきたいです。



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