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半端な命で半端に生きる

生きたいとか死にたいとか生きようとか死のうとかそんな事を考えている間にも僕の身体の中で細胞という生き物が巡り廻ってずっと同じ回路を流れ流されているのだと思うと、僕だけが僕の身体からさえも見放されて置いていかれているような気がする。

死ぬ筈だった僕は今日もろくに死ねずにこんな事を思う。




【泳ぐ水蓮と歩く金魚の鉢から】――――半端な命で半端に生きる

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