少しの罪悪感もスパイスに

前の記事でぬか床に酒粕を入れたと書いた。

それから常温で保存し、無事に数日経った。

あれから試しに大根とエリンギを漬けてみました。私はあまり感じないけれど、夫曰く結構酒粕の香りがするみたい。

デルタ株の頃コロナになり、嗅覚が消えて無事戻ったものの以前と匂いの感じ方が変わってしまったせいか、私はあまり感じない。
亀の速度でもいいからコロナに罹る前に戻るといいんだけど。日常生活はあまり困らないからまだマシだと思っておく。
私の嗅覚の話はここら辺にして。

とりあえず、ぬか漬けが美味しくなった気がする。
今のぬか床の味が好きなんだけどこれを維持するのって結構大変だと思うんだが。

あ、そうそう。
エリンギをレンチンしてから漬けてみたら

めちゃくちゃ美味しい

何コレ！？って夫婦揃って口から出たくらい美味しい。
今まで火を通さずに漬けていたけれど、どうしてもエリンギの風味がキツく感じる時があったのだが、火を通すと全く感じない。旨みが凄い。これからは絶対火を通してから漬けようと思う。水分もあまり出ないからぬか床がベシャベシャにならないし一石二鳥。
これからは火を通してから漬けよう。

それから、急に思い立っていつもなら1種類くらいしか漬けないのに一気に3種類漬けてみた。内容はピーマン、エリンギ、茹で卵。
あ、エリンギはちゃんと火を通してある。

ちょっと余り気味だったピーマンとエリンギは夫も喜ぶとして。ピーマンは初めての試みなので味の良し悪しは不明だが、多分喜ぶだろう。ピーマンに直接マヨを付けて食べる男だし。
茹で卵は私用にこっそり漬けたもの。
お昼の楽しみのひとつとして食べようと思っている。お昼の1人時間をちょっと贅沢に、そして豊かにくれるだろうと期待して漬けておく。
やっぱり美味しいんだろうな。
ご飯が進むだろうし、味噌汁とも合いそう。
具沢山味噌汁とぬか漬けとご飯なんて最強じゃないか。

いつもは勿体無いかなと遠慮して卵はぬか漬けに回さないけれど、1個くらい自分の為に漬けたっていいさ。それで満たされるならきっと安い。今から食べるのが楽しみで仕方ない。
こっそり食べるというほんの少しの罪悪感も、きっと美味しいスパイスになるはずだ。