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好きな物語の紹介

こんにちは!

みなさん︎︎︎︎自己紹介みて頂いて
ありがとうございます😊

今回はあたしのだいすきなおはなし
お釈迦様の贈り物
というおはなしをしたいと
思います

✐­­¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯

あるところに
お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿を見て
ひがんでいる男がいました。
「どうして、あんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。
いまいましい。」男はそう言いながら
お釈迦様をギャフンと言わせる為の作戦を練っていました。
ある日、その男はお釈迦様が毎日
同じ道のりを散歩に出かけていることを知りました。
そこで
男は散歩のルートで待ち伏せをして
群衆の中で口汚くお釈迦様をののしってやることにしました。「釈迦の野郎、きっと俺に悪口を言われたら
汚い言葉で言い返してくるだろう。
その様子を人が見たら、あいつの人気なんて
アッという間に崩れるに違いない。」
そして、その日が来ました。
男はお釈迦様の前に立ちはだかって
ひどい言葉を投げかけます。
お釈迦様は、ただ黙って
その男の言葉を聞いておられました。
弟子たちは悔しい気持ちで
「あんなひどいことを言わせておいていいのですか?」と
お釈迦様に尋ねました。
それでも、お釈迦様は
ひと言も言い返すことなく
黙って
その男の悪態を聞いていました。
男は一方的に
お釈迦様の悪口を言い続けて疲れたのか
しばらく後
その場にへたりこんでしまいました。
どんな悪口を言っても
お釈迦様がひと言も言い返さないので
男はなんだか虚しくなってしまったのです。
その様子を見て、お釈迦様は
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は、一体誰のものだろうか。」
こう聞かれた男は、突っぱねるように言いました。
「そりゃ、言うまでもない。
相手が受け取らなかったら、贈ろうとした者のものだろう。
分かりきったことを聞くな。」男はそう答えてからすぐに、「あっ!」と気付きました。
お釈迦様は静かにこう続けられました。
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。
でも、私はそのののしりを、少しも受け取らなかった。
だから、あなたが言ったことは、すべて
あなたが受け取ることになるんだよ。」
お釈迦様は、固くて強いこころで相手の悪口をすべて聞き
心で受け止めながらも言葉では言い返されませんでした

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生きていれば
職場でもプライベートでも
このような事があるかと思います
あたしも社会人になって少なからず
経験してきました。
あたしたちもお釈迦様のような
穏やかな考えで
生きていけたらいいのかなと
思いました。
辛いときはこのお話をよく
思い出します。

先日、就職したばかりの友達から
職場の御局さんがいて
辛いと相談がありました。
その時もこのお話を紹介したところ
少し考え方を変えて向き合ってみようと思えた
と言ってくれました!
なので、今辛い人がいたら
ぜひ、このお話に出会って欲しいと
思って今回ご紹介させて
頂きました😊

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