読まれる文章を書くには「文章体幹」を鍛えよう!「読書をすれば文章力が上がる」は嘘!文章力向上のコツは「読書質」×「ゴール設定」×「フィードバック」にあり
以前にこちらの記事でサトマイさんの言う「知的体幹」とは何か?を解説しましたが、そこから改めて今まで私がやってきた文章作成のノウハウを体系化するうちに1つの考えに思い至りました。
「知的体幹」あるのならば、文章作成にも同じような「体幹」という概念が存在するのでは?
サトマイさんの知恵を拝借し、私は「知的体幹」に類似した「文章体幹」なるものが長期的に見て読者にしっかりと読んでもらえるような「強い文章」を書く秘訣ではないかと思うのです。
「どうやったらヒュウガさんのような文章が書けるようになりますか?」と私に聞いてきたり、あるいは私の文体を安直に模倣する人も少なからずいます。
それ自体は良いことですが、「文章作成以前の国語力の基礎基本は磨いているのか?」「単なる上っ面の模倣に終始していないか?」という疑問があるのです。
最近は特に私の周りでもネットでもそういう人がごまんといて、物書きの端くれとしてどうすれば文章力=書き言葉による言語化能力を的確に向上させられるかを常に考えています。
今回はそこに特化し、「「文章体幹」とは何か?」「「読書をすれば文章力が上がる」という嘘」「「読書質」×「ゴール設定」×「フィードバック」」の3本でお伝えしましょう。
それではどうぞ。
「文章体幹」とは何か?
ここでいう「文章体幹」とは何なのか、改めて因数分解した私独自の見解を皆様にお伝えします。
読者の心を掴みしっかりと最後まで読ませる「文章体幹」とは果たしてどんなものか、以下の3つが重要な要素です。
日本語の文法と単語を適切に駆使して文章作成する力
「文章体幹」とはわかりやすくいえば「日本語の文法と単語を適切に駆使して文章作成する力」のことであり、これだけを聞くと「そんなの当たり前じゃないか」と誰しもがお思いでしょう。
しかし、「当たり前」こそが最も大事かつ難しいからこそ習得するのにはどうしても時間がかかるし、そうやって「当たり前」と馬鹿にする人ほど意外にできていなかったりするものです。
また、Xやヤフコメなどのような民度の低いSNSになると話し言葉と書き言葉の区別すらついていない文章が目立ったり、「てにをは」や「あこそど言葉」といった助詞の使いこなしもできていなかったりします。
要するに軍神合宿に参加して国語ドリルからやり直した方がいいくらいに国語力の基礎ができていないという惨状がネットで悪目立ちしているのが現状です。
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