ベジータ(R藤本)の気持ちが身に沁みてわかる自称『R藤本被害者の会』の連中のくだらなさ
「ドラゴンボール」のファンであれば誰もが一度は目にしたことや聞いたことがあるだろう「DB芸人」というモノマネの話を今日はしていこう。
私は基本的に「モノマネ」自体がそんなに好きなわけではない、なぜならばこないだ挙げたようにモノマネ芸人のやってることはどこまで行こうとグレーな同人誌と同じだからである。
この間こっぴどく扱き下ろした真実に到達することはないとかもしもコミックとかパブロとかと同じように、二次創作で見る「DB」のパロディは原作を過度に脚色し過ぎてもはや別物となっているものが殆どだ。
だから基本的に見ないし相手しないのだが、そんな中でDB芸人と呼ばれるこの人たちは原作に対する愛・リスペクトがしっかりしていて原作ファンが決して不愉快にならない一線を守っている。
そして面白いのはそんなDB芸人のヒエラルキーが皮肉なことにまんま原作と似た感じになっており、これだけ数多くのモノマネ芸人がいて1つのコミュニティができていながら、結局トップはあくまで悟空とベジータの二強だ。
最年長にして実質のリーダー的存在であるベジータ(R藤本)は中の人の性格的にもまんまベジータそのもので、ツッコミからボケまで器用にこなせるし、何よりも座王の大喜利での安定感たるや流石はサイヤ人の王子である。
対する主人公の野沢雅子(アイデンティティー・田島直弥)さんは原作の悟空と同じく天性のセンスの人で、ベジータに比べると安定感にはやや欠けるが絵描き・歌・演技力・アドリブ力といった芸能の力がすごく高い。
しかも悟空だけではなく悟飯・悟天・バーダック・ターレス・悟空ブラックまで万能にこなせるから、まさに原作と同じようにモノマネの界隈でも実質悟空とベジータの二強になってしまっているというわけだ。
で、この動画はそんなベジータ(R藤本)が自分のチャンネルでやっている「DB芸人ランキング」というのがあって、そこで勝手に魔人ブウのモノマネ芸人と共にランキングを作ってああだこうだと弄る企画への異議申し立てを行う動画だ。
私も何本か見たことがあるが、ぶっちゃけ原作のベジータの尖り具合を考えると全然優しい方だし、何よりR藤本の分析力と言語化能力が非常に高いのでギリギリのところで誹謗中傷にならない毒舌の領域に収まっている。
特に野沢雅子(田島)さんとの対談形式になっているランキングはやはりDB芸人の中でも最強格の2人がやっているだけあってランキングの内容やエピソードのセンスなども含めてレベルが高く見応えある動画になっているだろう。
いわゆる遠慮・忌憚のない2人の率直な、しかし仲間たちに対する一定の愛情とリスペクトを持ってやっている2人のトークは正に悟空とベジータの高度な駆け引きを見ているようだ。
で、こういう動画が去年から定期的に上がっているのが積み重なって冒頭の動画に繋がるわけだが、見る人が見ればわかるようにこれは圧倒的にベジータ(R藤本)が正しい。
この動画の中でもやはり存在感というかスター性をきちんと発揮して面白くできているのはやはり野沢雅子とベジータのみであり、他は見浦も含めて存在感もテンポも技も全てにおいてこの2人に劣っている。
きちんと自分の意見を持って、なおかつそれをキャラクターとして発信して自然にリアクションを起こせるというラインにまで到達しているのは主役の2人だけなのだ。
そして21分を過ぎたあたりで出てくるベジータがいうように、セル・ブロリー・ナッパ・ヤムチャのコメント力が余りにも弱すぎるせいでトークがずっとグダグダだった上に反論する気すらも起きない。
同じように悪口を言ってる筈なのに説得力がまるで違うという実力の差がもろに出てしまっており、ベジータはしっかり芸人としての実績も残した上で筋の通った建設的な批判を展開できている。
また、そんなベジータの批判を組みながらも対等に意見ができている野沢雅子の対応力も素晴らしいのだが、他の連中はあまりにもレベルが低い、強いていえばブロリーが多少マシなくらいだ。
ナッパに至っては本当に50過ぎてこのクオリティーの低さは見るに耐えない、最初はベジータと同じDB芸人として始まっていながら、15年近くも過ごしている間に芸人としての実力の差がつき過ぎたようである。
しかし、この動画を見ていて私も思わずベジータ(R藤本)に共感してしまった、何故ならば正に今の私自身も彼と同じように対等な存在が身近にいながらも他がショボ過ぎて相手にならないという物足りなさがあるのだ。
ネットの世界でスーパー戦隊を中心に色々と対等に意見を高いレベルで交わすことができるのは精々黒羽翔さんくらいだし、リアルでもそれができる人は極々少数である。
後の人たちはほとんどが金魚の糞であり、思考の抽象度も言語化能力も言葉選びのセンスも物の見方の感度・解像度も全てにおいてクオリティーの低い連中ばかりだ。
最初はそんな奴らでもこちらが程度を落として付き合ってあげることはできたのだが、それをやっていくうちに段々と虚しくなってきて「何で俺こんな連中と話してんだろう?」という思いに駆られる。
以前に述べた2021年末〜2022年前半までXで絡んでいた人たちはもう関わることもないだろうから遠慮なく名指しでいうが、江ノ島・八景島・まぐ・ネクロとレベルの低い連中ばかりでお粗末過ぎた。
まあその中で強いていえば数学が得意といっていた江ノ島とまぐが精々「多少はマシ」と言えるレベルくらいで、八景島に関してはもう第一印象からしてこちらを舐めてかかってる感じでいけ好かなかった。
親友の翔さんも元旦に「八景島はもうダメだ、見切りをつけてブロックした」と言っていたくらい会話のテンポと小狡さだけは妙にあるが、それ以外のあらゆることが私の求めるラインには達していない。
で、比較的マシと思った江ノ島やまぐに関してもぶっちゃけ精神年齢が小・中学性から全く成長していないので、そもそも最初から会話にすらなっていないのである。
まぐなんてそれこそXで散々私の陰口を言ってきたことも含めて、私が劇場版『鬼滅の刃』を散々に扱き下ろしてきた時にやたらと突っかかってきたが、あれが精々あいつのMAXである。
むしろあいつは伸び代が全くない、精々がヤムチャレベルの戦闘力とやられのセンスしかない中で、よくぞ私にあれだけ楯突くことができたなと少しだけ感心した程だ。
江ノ島は強いていえば孫悟飯やブロリーみたいな奴かと思っていたが、あいつは口だけ人間で自らを変えていこう・より高みを目指そうという意思が全くない受け身の人間だから伸びるわけもない。
そしてネクロに至っては完全にナッパのような頭悪い下っ端という感じで、自分と同格や格下相手には偉そうにイキるが私や翔さんのような格上相手には屁っ放り腰という典型的な田舎のヤンキーだ。
この動画でベジータにボロクソにやられていた自称『R藤本被害者の会』の連中を見ていると、悪い意味でのネット文化の「馴れ合い」というか傷の舐め合いしかしていないなあと感じている。
それこそいつだったか、八景島がZ世代云々の件で私に怒って「俺はいつでも喧嘩していいっすよ」と言っていたが、私がそれに全く取り合わなかったのはそれをしたところで弱い者いじめにしかならないからだ。
それこそ『ONE PIECE』でいうなら空島編序盤のベラミーに喧嘩を売られても全く動じなかった時のルフィとゾロのような心境である。
ルフィとゾロが何故ベラミーたちの喧嘩に取り合わなかったか?それはベラミーがルフィ達に信念を持ってぶつかってきたのではなく単に冷水浴びせてばかにすることでしかなかったのだ。
そんな奴らにこちらが言葉の刃を向けてしまうとそれはもはやトドメになってしまい二度と立ち直れなくなるかもしれない、だからいざという時にだけ使うのである。
まあ一度だけ禁を破ってまぐへの個人攻撃の記事を書いたことがあるが、あれは私の中でもやってはならないことだったと深く反省しているし書いた後に虚しさと辛さしか残らなかった。
ベジータ(R藤本)もああいうランキング動画を作り、また今回の動画で同じような気持ちになったのではないか?そもそも傷の舐め合いしかしていない弱小芸人達と野沢雅子・ベジータは対等のステージに立てていないのである。
そんなにいじられて悔しいのであれば自らの意識やあり方を変えて思考の抽象度・言語化能力・言葉選びのセンス・物の見方の感度・解像度のあらゆるものを磨き上げる努力をすればいい。
どうやればいいのかわからないというのなら自分で調べたり、それを実践している人に聞いたりして実践していけばいいだけのことだ、何のためにPCやスマホという便利な道具があるのかを考えろ。
先日出会った素晴らしい大学生の若者の爪の垢を煎じてあいつらに飲ませてあげたいくらいだ、自分の人生に対してきちんと責任と覚悟を持って生きているかどうかが結局は実力の差となって現れる。
こういう話になると「彼らだって若いんだしまだ経験も十分じゃないから」というが、それこそ言い訳でしかなく若くても頑張る人は頑張ってるし、歳を取ってもナッパみたいに何の魅力もない奴もいるので年齢は関係ない。
DB芸人の界隈だけを見ても、一流とそうでない奴の違いは「上昇志向(思考)=ハングリー精神」と「どうすれば自分を高めることができるかの努力」に尽きるのではなかろうか。
原作と同じようにアイデンティティー・田島とR藤本が突出して芸人としての才能や実力が抜きん出ているというのも勿論あるのだが、それ以上に意識と努力の差が今の格差となって現れている。
それこそ潜在能力だけでいえば残りの芸人達もそう変わらないはずだ、特にブロリーはそこそこ声も大きいし意見もできるのだから芸人としての基礎力を磨き上げるだけで直ぐにこの2人と肩を並べられるはずだ。
お笑い芸人も表面上の華やかさとは対照的に本質は物凄くシビアな競争の世界であり、DB芸人という括りだけで見てもトップを走り続けられるのは飽くなき向上心を持った主役2人だけということだろう。
この動画を見ても学ぶべきことは沢山あって、孫悟空・ベジータになろうとするか残りの雑魚芸人レベルでいいやと思うのか、私はやはり前者でありたいしその意識がない奴とは付き合いたくない。
現状維持は退化にしかならないというカジサックが常々言い聞かせていることがここからもわかる、非常にいい教訓を教えてくれる動画ではないだろうか。
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