2年後の日本代表メンバー中学生組について考察!国内に残るのか、それとも海外移籍か?
「新テニスの王子様」のU-17W杯もいよいよ大詰めのスペイン戦を残すのみとなりましたが、許斐先生が以前に中学生代表の2年後のビジュアルをお描きになっていました。
それがサムネの画像ですが、個人的な意見としてこのメンバーだと正直戦力的に偏り過ぎていて、上が詰まっていて全く面白みがない構成になってしまっています。
現時点での大きな問題として「代表メンバーの属人化」が挙げられ、上位陣は特に立海・四天・青学・氷帝で犇めき合っているという問題点があるのです。
わかりやすくいえば、SMAPと嵐が共に国民的スターとしてブイブイ言わせて上が詰まっていた時代の2000年代後半〜20年代前半のジャニーズと同じでしょう。
特にシングルス枠が激戦区となっていて、越前・不二・亜久津・跡部様・幸村・真田・白石・遠山と数えてみただけでも相当数いるはずです。
現在は手塚が敵としてドイツに移籍したからまだマシな方ですが、それでも椅子取りゲームのようにポジション取りが難しくなっています。
こうなると何が問題って上が優秀過ぎて下が育たないという問題があり、実際今の日本代表は中学生・高校生共に一部の上位陣のみが活躍しているのが現状です。
これを打破するために、今回は日本代表メンバーの中学生たちを国内残留組と海外移籍組に分けてみましたので、よろしくお願いします。
国内残留(した方がいい)メンバー
まずここでは国内残留が向いているメンバーについて中学生組から選抜してみましたが、全体としてはやはり立海がかなり多めなんですよね。
旧作で唯一青学よりも強い王者として設定されているのもありますが、立海は一番チームの絆や協調性があって日本の集団主義に適していると思います。
逆に青学のバケモノ3人や跡部様ら他校の部長組が海外に向いているのでそちらに転向させ、もっとばらけた感じにするといいでしょう。
そして医療・データ班としてずっと活躍し続けている3人が何かと解説役に回ってくれるでしょうから、バランス的には良くなります。
九州二翼(千歳千里・橘桔平)
まず個人的に一番来て欲しいし、許斐先生も「いつか描きたい」と仰っていた九州二翼の千歳千里・橘桔平がダブルス枠として来て欲しいです。
無我マニアの千歳に猛獣のオーラの橘ならば鬼先輩ら上位陣に弟子入りすればまだまだ伸びる可能性もあるのではないでしょうか。
先生曰く今回の世界大会は自ら辞退した設定になっているので、2年後こそはきちんとその答えを出して最強ダブルスになっていただきたく思います。
シングルスで活躍させてもいいのですが、やはり昔から絆の強い2人ですからダブルスで固定してグンと格を上げる名勝負があればいいでしょう。
千石清純
亜久津の陰に埋もれてしまっていますが、旧作でいまいち不遇だった千石にも是非名誉挽回して活躍していただきたいんですよね。
一応補欠繰り上がりとはいえ代表にも選ばれていますし、決勝のS2決定戦でもあの越前相手に1ゲームは取っているわけですから、伸び代はまだまだあるでしょう。
問題はモチベーションというかやる気がイマイチ低いことであることと、後は桃城や神尾のような格下相手に土壇場で負けてしまうことでしょうか。
旧作での不遇ぶりが尾を引いているのでそれを挽回して中学生選抜に選ばれたという意地をきちんと見せて亜久津と並ぶ山吹代表として活躍して欲しいです。
亜久津仁
これはもうシングルス枠決定というか、平等院から「2年後の大会は貴様が制覇しろ」と託されていますから、是非平等院に弟子入りして阿修羅の神道を極めて欲しいです。
アマデウスからも「お前はいいテニス選手になる」と認められているわけですから、阿頼耶識に到達してポスト平等院のポジションを継ぐのもアリだと思います。
潜在能力でいえば不二や遠山にも引きをとっていないので、あとはテニスをする動機と基礎基本の鍛錬をしっかり行って肉体面の怪我を減らすことでしょう。
独学で越前にあそこまで肉薄できるのですから、あとは師匠の言うことをきちんと受け入れる素直さがあればもっともっと伸びるのではないでしょうか。
忍足侑士
「千の技を持つ男」として描かれていて不二と似て非なる天才性を持っていますから、跡部様を抜くぐらいの存在として覚醒して欲しいところです。
とはいえシングルスだとぶっちゃけ桃城レベルに苦戦するので厳しいので、ダブルス枠に転向させるとグンと伸びるのではないでしょうか。
アラメノマに心を閉ざすことで対応していましたし、跡部様相手に3ゲームも奪えていますから後方支援としてなら優秀な存在だと思われます。
シングルス枠だと厳しくなってくるので、是非とも遠山や丸井ブン太辺りと組んでダブルス方面で強さを見せて欲しいです。
立海(幸村精市・真田弦一郎・切原赤也・仁王雅治・丸井ブン太)
日本代表の根幹として立海の存在は欠かせません、彼らが一番武士道というか大和魂のようなものを背負っているのではないかと思われます。
特に真田幸村はそのまま戦国武将の名前から取っていますし、幸村と真田が徳川先輩との縁があるというのがとても美味しい設定です。
赤也は種ヶ島先輩、仁王がデューク先輩との縁ができているので、高校生に弟子入りすれば立海もまだまだ伸びるでしょう。
問題は丸井のパートナーを誰にするかですが、遠山だと厳しいので忍足辺りが適任でしょうか、まあ一番はジャッカルなのですけど、あいつヘタレ気味だしなあ。
遠山金太郎
越前との差別化という意味でも遠山は是非日本に残ってダブルス枠として活躍していただきたいと思います、シングルスじゃどう考えても越前に勝てません。
一応越前とは高め合える同期ではありますが、どちらかというと「ライバル」というより「親友」「ズッ友」の立ち位置に近くなって来ているんですよね。
師匠は鬼先輩で、鬼に弟子入りしてもっともっと強さを磨き上げ、最適なパートナーを見つけてダブルスとして輝いて欲しいところです。
天真爛漫で精神操作とかそういう類が一切効かないのも強みであり、陰の忍足と組むと意外と相性がいいかもしれません。
医療・データ班(大石秀一郎・乾貞治・柳蓮二)
主力メンバーではないですが、医療・データ班として大石・乾・柳の3人は是非とも出番を確保して活躍していただきたいところです。
テニスというとどうしてもコートで活躍することばかりが意識されがちですが、コーチやトレーナーなどの裏方のサポートも欠かせません。
柳は立海メンバーに入れてもいいかなと思いましたが、でもあの天才だらけの中で秀才組なのでもうあまり伸び代がないと思うんですよね。
だから割り切って主力メンバーから外れてサポート側に回る方が適任だと思います、何もラケットを持ってボールを打つだけがテニスじゃないですし。
海外移籍(した方がいい)メンバー
上記で選ばれなかったメンバーたちが海外に移籍した方がいいのではないかと私が個人的に判断したメンバーですが、面白いことに越前と不二以外全員部長という(笑)
手塚がドイツに移った成功例を見る限り、他の日本代表メンバーでも海外移籍した方がもっと伸びるのではないかなあとずっと思っていました。
まあ越前は元々アメリカで活躍していたのでアメリカ代表でいいと思いますが、他にも木手や白石など「こいつもありかもしれない」と思ったメンバーもいます。
ここではなぜその国に移籍した方がいいのかという理由も含めて紹介しますので、それなりに納得していただけると思います。それではご覧ください。
越前リョーマ(日本→アメリカ)
まあこれはもう言うまでもないでしょうが、元々越前はアメリカで活動していてアメリカの方がのびのび自由にテニスができるので、アメリカに移籍した方がいいと思います。
許斐先生も越前はアメリカでずっと戦わせ続けたかったのを急遽予定変更して日本に帰国しただけなので、ラインハートを師匠としてもっと伸びることでしょう。
リョーガに能力を食われてしまったラインハートですが、リョーマがリョーガとの戦いで取り戻せると信じていますので、ここからの展開に期待です。
越前は確かに武士道を持つ侍ですが、彼の場合は日本なんて狭いところではなく広大なアメリカを転々とする自由気ままなスタイルの方が似合っています。
不二周助(日本→スペイン)
まだ決勝戦が始まっていませんが、不二がこれ以上才能を伸ばそうと思ったら、手塚がドイツに移籍したようにスペインに移籍させればいいと思います。
元々不二は手塚や越前といった青学のメンバーがいたから日本でテニスをしていたわけであって、日本代表そのものへの恩や絆なんて感じていないでしょう。
ましてや日本だとデューク先輩や平等院ですら不二を脅威と感じて面倒を見きれないので、テニスの異端児であるメダノレに師事する方が面白そうです。
メダノレがどんなテニスをするかわかりませんが、ボルク以上の天才とのことなので不二の師匠としてはうってつけではないでしょうか。
跡部景吾(日本→イギリス)
彼もぶっちゃけ日本代表よりイギリス代表の方が俺様らしくテニスができると思います、元々幼少期はイギリスで活躍していたわけですしね。
それに跡部様がいない方が忍足をはじめ氷帝メンバーももっと頑張らなきゃと奮起して頑張れるのではないかと思います。
日本では入江とうまくいくかと思わせておいて全然上手くいきませんでしたし、それ以前にまず心の呪縛から解放されるべきでしょう。
決勝ではロミオと戦うと思われるので、それが済んで心の鎖から解放されたらあとはイギリスでのびのびテニスをして欲しいです。
木手英四郎(日本→ギリシャ)
木手も正直日本だと限界があるのでギリシャに遠野共々移籍して処刑テニスを極めて殺し屋から「殺しの神」になった方がいいと思います。
不二と同じで別に日本代表に思い入れがあるように見えませんし、木手の師匠になれる人が日本では見当たりませんでした。
それなら神々の国にして数々の処刑法を知っているギリシャに移籍した方が木手の個性をしっかり伸ばせるのではないかと思うのです。
丸井ブン太のペアとして木手が合っているとは到底思えないので、2年後は移籍してうまくギリシャ語で立派な処刑人になってください。
白石蔵ノ介(日本→フランス)
白石も日本ではなくフランスの方が彼の聖書テニスをよりぶっ飛んだものにできるのではないかと思い、フランス移籍としました。
フランス代表自体が四天宝寺のようなぶっ飛んだイロモノ集団であり、なおかつ白石と同じく犯罪級の変態イケメンがたくさんいます。
白石が単なる聖書テニスから星の聖書に昇華したのも、四天宝寺の個々のメンバーが才能豊かだからだと私は思うのです。
カミュやトリスタンあたりと仲良くなってより変態度と聖書の中身を濃くすれば、遠山ともいいライバルになれるかと。
以上が私が考える2年後の日本代表の構想ですが、皆様の方で希望や「こういうのがいい」などございましたら、コメントなどでお願いいたします。
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