10分メモ#2 生活優先でない考え方に発想が生まれる?
15時55分
最近、映像監督・写真家の奥山由之さんきっかけで、弟さんで映像作家の奥山大史さんの作品も見るようになりました。
その中で、大史さんが総監督を勤める、エルメス|HUMAN ODYSSEYーそれは想像を巡る旅。ーという企画が最近公開され、私はシリーズ全7回全てを見させていただきました。
この企画では、毎回さまざまなクリエーターたちが、旅し、真剣にものづくりに向かい合い、日本各地で生まれた新しい出会いが次の時代のクリエーションにつながっていくということをストーリーに行っています。(詳しくはサイトを見てみてください!奥山さんとアーティスティックディレクターであるピエール・アレクシィ・デュマさんとの今回の企画への思いがとても面白いです!)
その中で、EPISODE 2で登場した田根剛 | 建築家さんがおっしゃっていた一言に、「今はどうしても生活が優先されたり、それによって必要なものが出てきたり、必要でなくなったらそれらが捨てられる世の中になってしまったけど、やっぱり僕らにはものがあって、それがあるから作る喜びがあって、それを受け取るから生きる喜びがある。ああいうものありきの発想(この回でいう三角屋工務店のものづくりの考え方)とは、本当に刺激的というか、羨ましいというか、憧れますね。」と語っていた。
また、EPISODE 5木村和平 | 写真家さんは、
「遠回りせずとも答えに辿り着けるものが広がっている気がしていて、予定が崩れることとか、自分で触ることとかもそうですけど、ある種のバグが起きたり、ちょっと面倒な工程を通過したりとかってところが自分はすごく楽しい。ーー
目で見て、さわることが一番大切であると感じています。」ということをおっしゃていた。
私も写真を撮ったりする前は、やはりただ今の生活を考えて動いていたことが多かったと思う。しかし、写真を撮ったり、何かを作るというときに、そのものがあるからこそ自分があるということや、実際に触れて、感じることでその瞬間に大きな楽しさを覚えたりすることがあった。現代において、なんだかそんな気持ちについて忘れてしまっているのかなと私も感じた。
つまりは、これから先、生活優先から一度今までの当たり前を疑い、手間や、不便さを楽しむことも生きる上ではとても大切になってくるのではないかなと改めて感じ、もっと触れて行き、感情のままにを大切にして行きたいとかんじる。
16時5分 10分メモ#2
生活優先でない考え方に発想が生まれる?
(了)
P.S.
後輩ちゃんがちそうに合格しましたとさ!嬉しい!
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