Hysaria

note初心者です。 クリエイター名はヒサリアと読みます。 noteはずっと気になって…

Hysaria

note初心者です。 クリエイター名はヒサリアと読みます。 noteはずっと気になっていたので詩や文章を投稿していきたいです。現在進行形と過去作品あります。 どうぞよろしくお願い致します。

最近の記事

「愛してる」には程遠い 「好き」にはまだまだで そんな君の背中を押して 「幸せになって」と 私の感情はどこへも行けない 私の感情はどこへも行かない 「離れたくない」には程遠い 「もういいや」にはもう少し そんな距離の君の頭を撫でて 「素直になって」と 私の感情はどこへも行けない 私の慟哭は抑圧して消えゆく 誰かが言っていた 「本当に人を好きになれない傾向」 君が見せてくれた 空を仰げばたくさんの星 それだけで充分

    • さよなら、楓

      私の声聞こえてた? 音に乗せた言葉に乗せた意味 聞こえてた? 私の声聞こえてた? 誰かの書いた曲に乗せて歌った意味 ホントに聞こえてた? 「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」 ああ私の声はどこまで届くのだろう 触れた手 触れた背中 触れた唇 どこにも行って欲しくなかった 私の声聞こえてた? 音に乗せた言葉に乗せた意味 聞こえてた? 私の声聞こえてた? 誰かの書いた詩に乗せて唄った意味 聞こえてたのかな

      • 優しい歌を歌うのでしょう 今度こそは 柔らかい音を奏でるのでしょう 今度こそ 六弦を自在に操る指はもたつく事なく 儚げで幸せな家庭のように 奏でるのでしょう 「私とは違い」 怒鳴り合い傷つけ合い未だに分かり合えぬ 朧気で不幸な家庭のように 私は歌っている

        • 終わらせたくない詩がある まだ終わらせたくない詩が 転ぶ度に傷は増えれど 学習しない私の脳に刺さる音楽がある限り 私の私なりの歌が出来るまで

          探し物

          君が聞いていたバンドを聴き始めたよ もう遅いけど 荒く心を揺さぶる かっこいい男の人の書く歌詞 君が聴いていた女性ヴォーカルを聴き直しているよ もう遅いけど あのパンクスの 可愛らしい女の人の書く歌詞 私が撮りたいのは 涙がこぼれた 肘の曲がった女の人のシーン こんなに違うけど まだ間に合うかな 好きだと愛してると伝えても 伝えても伝えても 信じてはもらえないこんな感じ 好きだと愛してると伝えても 伝えても伝えても 愛してはもらえないこんな感じ 大泣きは何度

          23:48

          朝は憂鬱 深夜になって開き直り 朝まで踊り明かす 鳴るのか鳴らないのか誰にもわからない通知音に一喜一憂 昼は遮光カーテン 深夜になって踊り出す 朝まで嘲笑い続ける 来るのか来ないのかわからない連絡に一喜一憂 君しかいないからこうなっちゃうの じゃあ誰かいれば そんなの違うじゃない? あら 相違なのね 朝まで待ってるなんてそんな そんなことしないわよなんて 「誰彼いるのに 誰もいないわ」 恋心なんて可愛いもの 朝は希望 夜になると不安 朝までこの歌で孤独を増幅させ

          8:26

          眠れないまま夜が明けた。もう通勤ラッシュの時間帯だ。道は混んでいるはずだ。少し頭痛がしている。コンタクトレンズが乾いたせいかもしれない。 傍らには可愛い男。これで良かったのだと思う。 情報は日々更新され、私の中の考えてしまうことの優先順位も更新される。その中に紛れて、あの子のことも薄れてゆく。 煙草が増えている。吸う本数を減らさなきゃ、と思いながらまた火をつける。 浅かった呼吸がゆっくりと深くなる。 本当は、確認をしないといけない。ケリをつけるために。あくまで私の為

          考え過ぎて 決め付けて 押し付けて 浅はか過ぎて 決め付ける 押し付ける だから続かない 私は答えを持ってない

          考え過ぎて 決め付けて 押し付けて 浅はか過ぎて 決め付ける 押し付ける だから続かない 私は答えを持ってない

          言うんじゃなかった 言えば良かった 伝えても 伝えなくても同じなら 何度でも叫べばいい 何度でも叫べばよかった 愛してると

          言うんじゃなかった 言えば良かった 伝えても 伝えなくても同じなら 何度でも叫べばいい 何度でも叫べばよかった 愛してると

          メッセージ

          分かるはずも無い距離なのに 分かったつもりになって そのメッセージは届かない 分かるくらい重ねてないのに 分かったつもりになって その気持ちは分からないまま そばにいたいと思うのは そんなにワガママだったのかな それだけじゃないと思ったのに 伝わらなかったかな 分かるはずもない距離を 埋める前に 手の届かない距離を 埋める前に 「このメッセージは届きませんでした。」

          メッセージ

          生きる

          痛かったね キツかったね 辛かったね 表しようの無い感情を持って歩いて 偉かったね まだ手をつないでいよう もう少しその先まで まだ息をしていよう もう少しその先までは 重かったね 重かったよね 血を流して 幾つもの荷物を引き摺って歩いて 偉かったね まだ手をつないでいよう もう少しその先まで まだ息をしていよう もう少しその先までは

          ひまわり

          笑っていられたかな 変な顔してなかったかな 笑っていられたかな 君の前で 大好きを伝えたから もういいんだって 君は覚えてないかな もういいって 笑っていたかったな 変な顔も泣き顔だって 笑っていたかった 君のそばで 大好きと言ったから もういいんだ 君が去っただけ もういいって 懐かしいあの人の歌を 繰り返し聞いているよ 私だけの歌を 聞かせたかったな 「洒落臭いがしかし」 祈ってしまうんだ 君が幸せでありますように

          無題

          久しぶりに思い出す 長い長い時間穴蔵にこもり 醜い姿で再生した私 新しい世界 面倒くさい世界 素晴らしき世界 愛すべき狂った日々 辿り着いた思い出 長い長い時間掛かり 醜い姿で再生した私 舞い戻った世界 面倒くさい世界 素晴らしい世界 もう一生無い日々 大事にしなきゃね

          無題

          風が鳴る 心が暴れる さあどうしようか 月が泣く 心が離れる さあこれからどうしようか 知るにあたって 覚悟がなかったな 知ったにあたって 平静でいられなかった 絶対知ってたはずなのに 泣くか喚くか 静かに目を閉じるのか さあこれからどうしようか

          世界

          「世界を愛する」 ということを忘れていた気がする。 遂に値上がりしてしまったみさきの弁当を買って、歩いて海へ行き、そこで食べるのが日課になっている。 海の近くに住んでいるからこそ出来ることだし、一見優雅な生活に見えるだろうが、私にとってはこれが切実な生活の一部。 子どもも成人し、親の体調も良くなっている。恋人もいない。自由である。 朝のルーティン家事を終えると飛び出すようにして海へ向かう。自由である。 ネイルの付け替えをしてない。髪のカラーリングも行ってない。これで

          無題

          泣きそうな笑顔 「あたしはそれを無視した」 身体ごとあげる悲鳴 「あたしはそれも無視した」 安定剤の水の中 「身に余る幸せに溺れるよ」 クラゲの様に漂う背中 「もっと触って」 自覚のない怒りに気付かぬ内に 「そっと離れて」 友は問うた 「何故茨の道を進んだ?」 痛みを知ることでしか己が見えないと言うのなら 私がその背中に刃を突き立ててあげよう 2020年3月頃