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ひとりで生きたい
ひとりで生きたい。
そう思った。
今日。
強く。
そう思った。
「ひとりきりで」
ではない。
「ひとりで」
だ。
今日は末娘の運動会。
小学校6年生なので最後の運動会、だ。
数えてみたら、私。
長男の来入児旗拾いから。
なんと!
18年連続で小学校の運動会に参加してる。笑
そんなわけで。
親として参加するのは最後の、小学校の運動会。
18年の間には色々あった。
不安が強い長男が他の子どもたちと旗を持って行進する姿に涙したり。
全校の親子競技で、長男も長女も「お母さんがいい」と言い張り、元夫が本気で悔しがったり。
長男最後の運動会、元夫が自分の遊びを優先させ欠席し、保護者席にひとりでいることに絶望したり。
不登校気味だった長女が「応援団をやりたいから」と運動会に向けて毎日登校しはじめたり。
私が不登校のエキスパート?だと聞き付けた保護者と、運動会の間中、相談に乗り続けたり。
別居中の元夫が突然現れるのではないかとびくびくしたり(家裁での話し合いで、行動制限されていたが、たびたび学校に現れ私と娘を恐怖に陥れた)
運動会に参加しないと決めた末娘と保護者席から観覧したり。
って、これは去年の話。
そんなこんなで迎えた、今日。
徒歩で学校へ向かう。
ひとりで、だ。
配偶者もいない。
連れ立って参加するようなママ友も、いない。
(友だちはいますが、現地集合現地解散派です。)
ひとり。
歩く。
そうして、突然、思った。
「ひとりで生きたい」
と。
18年を振り返る。
仲が良かった頃は夫2と楽しく通った道のり。
仲が悪くなってからは、理由を付けて別々に現地に向かったこともあった。
そうして、いま。
私は、ひとりで、運動会に向かう。
誰かと何かを摺り合わせることなく。
誰かの顔色をうかがうこともなく。
誰かに顔色をうかがわせることもなく。
ただ、ひとり。
自分の気持ちひとつで。
出発時間も。
交通手段も。
持ち物も。
全部、自分で決められる。
そうして、運動会に行っても。
観覧場所も。
撮影場所も。
誰と時を過ごすのかも。
全部、自分で決められる。
これが。
きっと、私の、結論だ。
そう、思った。
そう、思えた。
自分の思うように生きる。
自分の関わりたいひとと
自分の関わりたい温度で、関わる。
誰に気兼ねすることなく。
自分の判断で。
そういう生き方をしたい。
「ひとりで生きる」
自分の意志で、生きる。
そうして。
たくさんの人たちと、関わりたい。
穏やかに楽しく。
「さくらさんと関われて良かった」
と思えるような幸せな関わりを。
「この人と関われて良かった」
と思えるような幸せな関わりを。
たくさん、していきたい。
そうして。
その先に。
「ひとと繋がれるってことは幸せなことだ」
と思える世界が出来れば嬉しい。
私は。
自分の出来る範囲で。
世を良くしていきたい。
「ひとりきりで」誰とも関わらず生きるのではなく。
「ひとりで」生きて、周囲と幸せに関わり合う。
そんなふうに、生きていきたい。