娘が学校に行かない理由を考察してみた-我が家の不登校児と私の思考
今朝、いつも通りの時間に起きてきた娘。
が。
いつもの時間になっても支度をする様子がない。
「今日は学校、行かないの?」と聞いてみた。
娘「うーん…。行かない、かも…。うん!行かない!!」
私「授業は?リモートで受ける?やめとく?」
娘「リモートで受ける。」
私「じゃあ学校には連絡しとくー。」
3学期になってから毎日登校していた娘。
今日、学校に行かない理由って、なんなんだろう?
行ったら行ったで楽しいって話してくれてたんだけど…。
ま、元気そうだし、何かあれば話してくれるだろうから、今日は理由、聞かなくてもいいか。
そしてパジャマのまま玄関先に出てきた娘に「気を付けて~」と見送られ出勤。
仕事中にふと考えてみた。
娘が今日、学校に行かなかった理由。
そして。
ふっと。
答えが出たような気がした。
帰宅して。
答え合わせ。
私「ねえねえ、私今日、考えていて思い付いたんだけどさ」
娘「なにを?」
私「今日あなたが学校に行かなかった理由。」
話の続きを待つ娘に私なりの考察を伝えてみる。
私「あのさ『学校に行きたくない理由がある』わけじゃなくて『学校に行く理由がない』から、行かなかったの??」
娘「おおお!それそれ!!笑」
大正解~。笑
私「当たった!!笑」
娘「さすがママ!笑」
得意になって解説する私。
「あのさ。フツーの状態が『学校に行く』だと考えたら『行かない理由』が存在するじゃん?でもフツーの状態が『学校に行かない』だったら『行く理由が無いから』行かないのかな?って思ったのさ。」
娘「そゆこと!別に学校行かなくてもリモートで授業受ければいいし、学校行っても保健室にいるだけだからねぇ…。」
私「なるほどー。行きたくない理由がある訳じゃないんだね?」
娘「行っても行かなくても、どっちでもいいかなー?」
私「辛いとか苦しいとかの気持ちは無いの?」
娘「んー。無い!まあ、めんどくさいなとは思うけど。」
私「どっちでもいいなら、行ってもいいんだよ?笑」
娘「んー。頑張りまーす。」
私「いや、頑張らないと行けないなら無理して行かなくてもいーよ。笑」
娘「じゃあ、頑張らないで、イヤにならない程度に行っとくわ。給食費も払ってるし。」
そんなわけで。
娘が学校に行かない理由の考察。
見事正解!笑
これ、今朝もし「どうして学校に行かないの?」って聞いてたとしたら「うーん…。わかんない…。」って答えが返ってきてたかもなぁ。
そしたら親子共々、モヤモヤしてたのかもなぁ。
「視点を変えて考えること」は生きるために大切なことだと私はずっと考えていて。
その「視点を変える」トレーニング。
娘のおかげで、だいぶ捗ってる気がする。
そして、もしかしてもしかしたら。
私の考察は実は間違っていたかもしれない。
本当は「学校に行きたくない理由」が、あったのかもしれない。
だとしても。
きっと娘は、いつか話をしてくれるだろう。
そして今日、私は。
視点を変えることの「面白さ」を。
娘に伝えることはできたのではないか。
という自己満足に浸っておくことにする。