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栗の花の匂いは少女を助ける!-という仮説

タイトルを読んで。

下ネタかよ!

と思った方。

ご安心ください。

下ネタです。笑


栗の木。
というものは山に生えているものであるし、栗が成らない時期に栗の木に近寄る用事はないので、私は栗の花の匂いを嗅がずに成長した。

私の中で「栗の花の匂い」というワードは、イコール「エロネタ」であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。

「栗の花の匂い」は「ザーメン(精液)の匂い」らしいよ?笑
とか雑談するような女子高生だった。


そんなわけで、もちろん。
人生において。
ホンモノの「栗の花の匂い」よりも「精液の匂い」を嗅いだほうが先だった。
(ここ重要です。そうでない方はぜひコメントを!笑)


オトナになり。
家庭を持ち。
家を建てた。

家の裏の空き地に栗の木があることを知ったのは、秋。
たくさんのイガグリたちが畑に落ちている様をみて「この木は栗の木なんだなぁ」と思った。

それが。
季節が巡り。

どこからともなく「それっぽい」匂いが漂ってきた。

その時。
えーと?
昨晩の残り香が、どこかに?
と本気で思った私。笑

が。
それは紛れもなく「栗の花の匂い」だった。

「ああ!本当に!同じ匂いなんだ!!」

知識として知っていることを体感できたときの感激と言ったら!笑


ところで。

末娘は10歳の頃から、栗の花が咲くと「この匂いを嗅ぐと頭がいたくなる」と、言い始めた。

それがきっかけで頭痛が続くようになり、保健室登校から不登校になった。

頭痛のきっかけが栗の花の匂いだったので「この木がなければ娘は学校に行っていたのかな?」と思うことも、正直、あった。

でも。
そうじゃない。

栗の木が悪いのではない。
栗の花の匂いが悪いのではない。

神経をすり減らす学校生活をしているうち。
娘の心が弱り。
過敏になり。

心が丈夫であれば気にならないだろう、栗の花の生臭い匂いが。
娘の心を刺激して。
頭痛の要因となったのだ。

そうして娘は。
学校から離れて、心を休ませることができる生活を手に入れた。

だから逆に考えれば。

栗の木は。
栗の花の匂いは。

学校生活ですり減らして、弱っていた、娘の心を救った。

そうとも、言えるのだ。

栗の花の匂いが、少女を助けたのだ。


エロネタなのか、不登校&子育ての話なのか、どっちかにしろ!笑

と思いながら読んでいる方もいるかもしれないけれども。

どちらも並行して思考に乗せられる。

それが、ワタクシ、さくらんの強み。笑


ところで。

なんの前情報もなく。
精液に触れる前に、栗の花の匂いを嗅いだことのある方。

いらっしゃいますか?

栗の花の匂い。
臭いって思いました?
嫌いな匂いだなって。

もしそうなら。

遺伝子的に?
女の子は、その身を守るために。
栗の花の匂いを嫌うのかもしれないな。

って。

仮説。

立ててみた。

どなたか経験ありますか?
だとしたら、話を聞きたいな。

だって。
ほら。
私は。
精液のほうが先だったから。
判断材料にならないのよね。笑

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