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大手生命保険会社への就職記(2)

こんにちは。キャリコンかっさーです。

今日は、私が新卒で入社した生命保険業界への就職活動の続きを綴ります。

3流大学から大手企業への内定に向けた就職戦略

その2:「就活の軸」を定めよ

「就活の軸」とは、会社選びや仕事選びの自分なりの基準のことです。
就活時には、社会人になってどんな仕事をしたいか、どんな働き方をしたいか、入社後のことについても考えておく必要があります。
自分に合った仕事や企業は何か、環境選びの基準として必要になるのが「就活の軸」なのです。

基準は、「自分に関する基準」「自分以外に関する基準」の2つに分けて考えることができます。

「自分に関する基準」とは、“こういう人になりたい”、“こんなキャリアを積んでいきたい”というもの。仕事を通じて自分がどうなりたいかにフォーカスしている基準です。
一方、「自分以外に関する基準」とは、“大手企業である”、“英語が使える仕事”のような企業の状況についての基準です。

ここで一番重要なことは

この「就活の軸」というのは、自分なりの仮説でいいということ!

そもそも、アルバイトくらいしか働いた経験がなかったり、サークルでイベントや飲み会三昧、単位を取得することが目的の学生生活を送っている人は、明確に自分はこうなりたい!とキャリアを語れる人は少ない印象です。

結果、、、「私は特別な学生生活を送っている訳でもないし、軸なんてないわ(汗)」という人がほとんどなんです。
「周りの人は、なんだか学生起業したり、留学経験があってなんだかキラキラしていて、私なんかどうせ凡人で、、、」と思ってしますのが、就職活動なんです。

そう思っている方は、安心してください。

世の中の9話以上は、みな「凡人」です。
結果を出している人は、みんなが見ていないところで、それなりの努力をしているのです。

ですので、就活の軸というのは、
自己分析を通じて、学生生活ではこんなことを大事にしてきたので、社会人になっても大切にしていきたい!
こんな考え方が実現できる業界は、〇〇業界で、こんな仕事をやってみたい!と思うようになりました。
というように仮説でいいのです。

私の「就職活動の軸」とは?

私の就職活動の軸は、「人とのつながり」でした。
なんかありきたりだなぁ〜と思う方もいらっしゃると思いますが。
ここの考え方から、実際に生命保険会社にたどり着いた思考のプロセスはこんな感じ。

学生時代からサッカーを続けており、その経験の中からチームワークが一番大事であると感じました。具体的に、私はレギュラーを勝ち取りために、毎日欠かさずに朝練に取り組んでいました。もともと、朝練をする週間はなかったのですが、一人でできる練習は限られていたので、仲間に声をかけ続け、様々な練習メニューを行ってきました。
これを続けていくうちに、練習に参加するメンバーも増え、ミニゲームまでできるようになりました。結果、チームを巻き込んで練習できるようになり、チームワーク向上を図ることができました。
これらの経験を踏まえ、人と人とのつながり会うことで、人やチームは成長できるんだと実感しました。
なので、この「人とのつながり」というサッカーで培った価値観を、社会人になっても大切にしていきたいと考えるようになりました。

簡潔ですが、ここまでが就職活動の軸を探るエピソードです。
ここの軸探しに、労力を費やすべきなのです。軸は、抽象度の高い表現をおすすめします。

そのあとは、この軸をベースに業界や会社を探せばいいだけです。
人とのつながりから連想できる業界の例
・人材紹介
・ブライダル
・商社
・銀行
・生命保険、損害保険
などと、業界を選ぶ理由がもうできているのです。

では、なぜ生命保険会社なのか。

生命保険会社は、1つの契約で30年、40年と人の人生に深く長く関わることができるからです。様々な人のライフステージ・ライフイベントに寄り添うことができます。ですので、私が大切にしている価値観である「人とのつながり」を一番大事にできると思い志望しました。
と言えるのです。

さらに比較対象を加えると、より説得力が増します。
例えば、損保会社の場合は、物を対象として、契約更新は1年ごととなっており、サービス内容や価格などの影響が大きいと感じます。生保比較した時に、お客さまと深く長くつながり続けることができるのは生命保険業界だと思いました。
などと、「比較」を付け加えることをお勧めします。

このように、就職活動の軸を仮説で立てることは、今後の内定に大きく影響するので、やりたいことが分からない、どうしたら企業を選べるのかと悩んでいる方は、ぜひ参考にして見てください。

次回は、大手生命保険会社への就職記(3)をお送りします。
お楽しみに!!


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