令和時代に何、願う。

世の中は平成という1つの時代が終わって、令和という新たな時代に突入した。

22歳ぐらいからテレビを全く見なくなった。さらに今住んでいる所はそもそもテレビがない。情報源はYahoo!ニュースぐらいだ。

世はGW。令和イベントで賑わっているらしい。


時代が変わったからと言って、わたしの生活圏内はびっくりするぐらい何も変化がない。

いつも通り、ゆっくり起きて、近所のおじいちゃんの田んぼを手伝い、日光に当たりながら坂口恭平の『家族の哲学』を読んで、よくわからない気持ちになるのだ。

令和にやろうとしていたことを平成のうちにやってしまったわたしは、一体令和に何をすればいいのだろう…となってしまっているので、とりあえずそのおじいちゃんの聞き書き本でも作ろうかなと思っている。

福耳で少食、タバコが大好きで、長靴の裏地がヒョウ柄のおじいちゃんだ。

今日は、おじいちゃんがATMの使い方がわからないと言うので、教えてあげた。

コンビニのATMを使ったのだが、見ないようにしていても暗証番号を声に出してしまうのだ。…わたしがまともな人間でよかった。

令和。おじいちゃんのお金がちゃんと守られるような時代でありますように。

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