歯列矯正と顔ヨガは相性抜群～このチャンスを逃さないで～

こんにちは。

顔ヨガ講師の今泉 八重です。

この記事をご覧になっている方のなかには、矯正を考えている方、矯正中で表情筋の衰えを感じている方、既に治療を終了されている方もいらっしゃると思います。

実は歯列矯正と顔ヨガって相性抜群なんです。私は矯正体験者であり、顔ヨガによってコンプレックスを克服しました。コンプレックスは誰もがなにかしらもっているものですが私の場合は・・・。

■『口元』が最大のコンプレックス

矯正歯科で働いていたこともあって、念願だった歯列矯正を始めたのが今から11年前。そのときは上顎のみのかんたんな矯正でしたから、上下顎の本格的な矯正を決意し、2回目の矯正を始めて既に4年ほどになります。(上顎リンガル(裏側)、下顎表側ワイヤー矯正)

歯列矯正治療は口腔内の状態や方法にもよりますが、期間は長いと数年単位、治療費も高額。最初はワイヤー等口腔内に異物が入るためストレスにもなります。また、食事制限や歯の手入れにも気を遣わなくてはなりませんし、初期はワイヤーやブランケットが外れ刺さったりと、私の場合は結構悲惨(笑)

大人になって治療を始められる方は相当な決意と覚悟があるのではないでしょうか？私も幼い頃からのコンプレックスをどうしても解消したい!!と治療を始めたんです。

『口元』が最大のコンプレックスだったから。

小学生の頃から思うように笑えないし、口を閉じていてもいつも力が入っていて口元が歪み、幼い頃の私には耐えがたいものがありました。大人になってお化粧を覚えるとしばらくは忘れることができましたが、諦めたくない！と始めた歯列矯正開始後、更に大変なことに！

■これって『老化』じゃない！？

大きなお肉などは本当に小さくしてから口に入れないといけません。家で予めフォークとナイフを使えば楽ですが、外食ではいちいちそれを守れないシーンて出てくるんですよね。面倒に思って以前のように噛みついたりすれば、ブランケットは外れ、ワイヤーの間に塊が挟まり、ワイヤーが曲がったり、外れたりして危険です。

また、少しずつ歯が移動することでブランケットやワイヤーが頬に当たっていつもどこかに口内炎。話しても食べても痛い。

も～～～～そのストレスといったら言葉では表現できません！

結果、どうなったかというと。

・必要以外話さない

・食事がストレスで食べなくなる・食べ物を丸呑み

・顔を動かさない(無表情)

数週間ならまだいいですが、それが数か月～1年になるとどうなるか。

恐ろしいほど、頬は垂れ下がり、ほうれい線は深く。目の下はたるみ、二十アゴが日によっては正面から見ても分かるように。

『これって老化じゃない！！？』

ハッキリと『老化』を認めたときに『話す・噛む・笑う』ことを辞めてしまったことによる老化現象だと気づいたんです。

■顔は筋肉でできている

ちょうどそのとき、私はインストラクターとしてスタートしたばかりで、レッスンメニューに顔を動かすメニューを加えようと高津 文美子式顔ヨガ指導者養成に参加を決めていました。

写真は参加時と現在を比較したもの。

既に表情筋の衰えがだいぶ進んだ状態。顔が浮腫み、目の下にはひどいクマ。左右差。そして、『話す・噛む・笑う』ことをやめてしまったことによる影響が現れていますね。

講義がスタートして実際に顔を動かすと、想像以上にキツイ！！

顔が重たい。そんな風に一度も感じたことがなかった私は、顔が筋肉でできていることをハッキリと自覚しました。

継続して間もなく顔が軽くなっていくのが分かり、今では表情筋がペタッと張りついた感覚があります。歯を見せて笑うことが楽しくて仕方がない！そう言い切れるまでになったことが素直に嬉しい。

筋肉は使わなければ確実に衰えます。

こんなに沢山の筋肉が皮膚と一緒に地滑り！！恐ろしい!!

ご覧の通り、口周りには沢山の筋肉が層を作って存在しています。

歯列矯正はただ歯並びをきれいにするだけではなく、顎関節などの骨格も修正されますから、顔つきやフェイスラインにも変化が及びます。だからそれまでの筋肉の使い方を変える必要がでてきます。

また、歯の位置が数ミリ違うだけでもその上の表情筋や皮膚に影響が出て一時的に状態が良くなったり悪くなったりもするんです。

だからそれにあわせて表情筋トレーニングを行えばもっとキレイになれちゃうんです！！

■矯正中・後。顔ヨガのすすめ

矯正を考えている方、矯正中の方、矯正を終了された方に顔ヨガをすすめたい7つの理由。

①矯正中のストレスによる表情筋の衰えをサポート

→顔の表情筋を動かすことで老化を防ぎ、矯正が終わった後も継続習慣をつくることができる。まずは予防が大切！

②表情筋の使い方を更新することで常にキレイでいられる

→ポイントは同時進行。治療中変化し続ける顔にあわせ、表情筋の使い方を覚えて早い段階で定着させれば、その後も楽です。

③治療のフィニッシュに向けてモチベーションを高く保つことができる

→長い治療は、常態も良くなったり、一時的に悪くなったりと様々。治療終了後のイメージは高ければ高いほど◎『なりたい顔』はこの瞬間から作られていますよ。

④笑顔をいつでも楽しむことができる

→矯正が中盤にさしかかれば、もうだいぶ見え方も変わっているはず。『笑顔』が楽しめるようになると鏡を見るのが楽しくなります。笑顔って種類があるんです。是非、いろいろな笑顔にチャレンジしてみてください！

⑤写真も怖くない

→笑うと矯正器具が見えちゃう！気にすることはありません。一生続くわけではありません。それをカバーするだけの笑顔なら誰も気にしないですし、キレイになる過程で起こることも楽しんでください。

⑥口呼吸の防止

→顔ヨガは美容だけではない効果がたくさん！器具が沢山入っている状態だと、最初は口を閉じているだけで窮屈なことも。口が開きやすくなったり、口呼吸を誘発しやすい状況に。これは姿勢も大きく影響しますから、一緒に見直しましょう。その他にも知っておくと良いことがたくさんありますよ。

⑦ストレス発散

→顔ヨガって変顔なんです。黙々と変顔しているとふと笑ってしまうし、時間も忘れて顔ヨガをしていると、顔だけではなく気持ちまでスッキリ！顔は感情と繋がる特別な場所。心に敏感になり、感情をコントロールできるように。

■チャンスを逃さないで

私は自分が長い間、口元コンプレックスに悩んできて、自分らしさを100％発揮することが叶わずにいました。

改善したことで、どれだけ恩恵を受けたか考えるとそういったチャンスに恵まれたことに感謝しかありません。

悩んでいる時間は本当にもったいないです。

私は時間がかかってしまいましたが、皆さんには最短でいってほしいのです。

だからチャンスは逃さないで！

顔ヨガ講師・今泉八重オフィシャルサイト

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