こんにちは。
顔ヨガ講師・嘉祥流観相学導士 今泉 秀迦です。
目を大きく開こうとして一緒に眉が上がっちゃう!
目を閉じようとして眉間にシワが寄っちゃう!
顔ヨガのレッスンではよく見る光景で、若干厄介者な『眉』(笑)
そんな『眉』のお話を観相学の視点からお話したいと思います。
■『眉』は喜怒哀楽のセンサー
顔の表情筋は感情と直結した特殊な筋肉ですが、心の動きをいち早く察知して動くのが『眉』。
怒ったときには吊り上がり、悲しいときには下向きに。
驚いて目を見開けば額に引っ張り上げられ、侮蔑の表情では眉間にシワが寄り眉の線が非対称に歪みます。
その反応は素早く、コントロールできない本能的な場所です。
そんな『眉』ですが、観相学では『愛情運』『人気運』を観る場所!
金運・職業運と並び、人が人らしく生きるために必要な運といえます。
■眉で『運』を変える
『運』てなに!?という方に。
『運』にも種類があります。
ひとつは『宿命』。もうひとつは『運命』
『宿命』とは『生老病死』のこと。
変えられないんです。どう頑張っても。
ここでいう『運』というのは頑張れば変えられるかもしれない『運命』のほうです。
先生から顔を観ていただいた後、私は自分の『なりたい姿』を眉から教えてもらった気がします。
ここで、女性の眉で良いとされる形を2種類ご紹介したいと思います。
■①新月眉(三日月眉)
眉山に角がなく、三日月のような緩やかなカーブを描く。
女性にとって理想的な眉であり、男性を立て尽くす良妻賢母になります。
さらに、協調性があり人に好かれ、与えられた愛情で運を開く眉といわれています。
教えていただいた翌朝から、パートナーを支え、立てられる女性でいたい!と、この眉を描いてみようと毎日練習を始めました。
私の眉は②のへの字眉でした。
■②への字眉
眉頭から眉山に向かって角度が上がり、眉尻に向かって下がるへの字の眉。
情熱と努力で何事もやり通す。意思が強く、行動的で生活力がある。
外交的で女性は勝気。キャリアウーマン。
でも!描けない!!緩やかなカーブ!!
自分なりに頑張って角度がつかないように描いてみるけれど、先生曰く『角度がついたまま』だと(笑)
それが自分の『今現在』であり、『本能』なんだと気づきました。
どうしても同じ場所で『カックン!!』と角度がついてしまうんです。手が勝手にスルッと動いて(笑)描けるときはそんな眉も描いていた時代もあったから、技術的な問題ではないみたい。
現代の女性は殆どがこの『への字眉』タイプなんだそうです。
女性が社会に進出し、生きていくために無意識に戦闘モードになっているということですよね。私の手が緩やかなカーブを描くことを許さないのも、思考がそうさせているから。
丁度、昨年の夏色々なことがあって『仕事が楽しい!仕事がしたい!』そんな想いが強くなっていた頃でした。
年が明けて少し落ち着いた今、私の眉は角がなくなってきました。
パートナーとの自宅での時間にも恵まれ、以前のような言い合いが少なくなったのも望んで努力した結果なのかなと思っています。
そうやって、常に顔のパーツは脳(思考)と心と繋がっているんです。
■眉をデザインする
顔の中でも眉は唯一直ぐに変えられるパーツ。
女性はメイクでいくらでも眉をデザインできます。
結婚相手を見つけたい、夫婦仲や恋人との仲を深めたい方は①新月眉(三日月眉)を。キャリアウーマンとして財運もアップしたいという方は②のへの字眉を描いてみてください。
もちろん、日によって変えても良いのです。
今日は代表的な眉の形をご紹介しましたが、他にもたくさんの眉が存在します。形や毛並み・濃さ・長さ・太さにも意味があります。
その方の本能・遺伝子が受け継いだもの・個性の強弱・才能・家系・家族や兄弟運・さらには生命運もそこに観ることができます。
どうしてそういう眉になったのか?それを読み解くことで、自分の良さを活かし、欠点をカバーし補う。それが観相学です。
目や鼻などの顔の他のパーツも観ていくと、更にその理解が深まって楽しいですよ!
もっと自分の『顔』に興味をもってください。
もって生まれた『運』を活かし、さらに風を通すように思考と筋肉を動かして、欲しい『運』も手に入れていただけたらと願っています。
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