300万で家を買う豊かさ
賃貸か持ち家かで言うと自分は断然「持ち家派」だ。賃貸のどこが嫌なのかは、大家さんの気持ちから逆算できる。
1)家(戸建/マンション/アパート)を貸す大家は「安く作って高く貸す」、その利ざやで生計を立てている
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2)立地や広さで家賃の相場はおおむね決まるから、儲けようと思うと、安く作るしかない
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3)安っぽい家に住むと、心も安っぽくなる
という三段論法だ。
賃貸派の方はここまでの話を聞いて、
「いやいや、それは分かるけど、家を買うのは結構のリスクですよ!」
と反論するであろう。
そう、そのリスクの話が前回の文章につながるのだ。
家を買ったら35年のローン地獄で会社のしもべに...みたいなイメージ、僕も実は持っていた。でも300万で家が買えるなら、ぜんぜん話が違ってくる。
東日本大震災をきっかけとして気付いたのは、生活(=人生)の豊かさを支えるのは、金銭的な豊かさではなく、心の豊かさだということ。
ただ最小限のお金がないと生活が成り立たないのも事実。その成り行きで行き着いた住まいの選択が「300万で家を買うこと」だった。
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住まいの選択肢を広げるべく、理想の家を探す旅をしています。