ミッションスクールとブランドイメージ

 先日、あるラジオ番組で女性パーソナリティのこんな話が引っかかりました。
「袴にずっと憧れていたが、大学はミッションスクールで卒業式に服装の指定があって…」
 私自身高校・大学とミッションスクールに在学しましたし、そもそもキリスト教の人間なので気になった訳です。キリスト教主義という一点に立てば服装自由でもいいのに、と思ってしまうのも事実。(式におけるふさわしさを求めるのは当然ですが)

 その一方で、彼女の出身校はWikiに載っていますが「いかにも」なお嬢様学校。現在もドレスコードが残っているか分からないので詳細は伏せますが、服装指定があっても無理はないなぁと思ってしまいました。

 私学にとってはなおのこと、学生確保は死活問題。しかも年々熾烈を極める一方なのではないかと思います。受験生が学校を選ぶ上でブランドイメージはある程度重要でしょう。ただ、ブランドイメージを「縛り」によって生み出そうとするのが現代にふさわしいのだろうかと思ってしまう訳です。卒業式に袴を着たい女子はそれなりにいそうですし、卒業式の服装について入学前に知る場面があったかどうか分かりませんし… じゃあ中高の普段の制服はどうなんだという話ですが、それはそれで「憧れの制服」というのもあるんでしょうから、なかなか難しいものですが(^^;;

 この話題で思い出したのは、今年初めに買ったまま積読となっているこちら。

 こういうテイストで「日本におけるキリスト教」を考察した本は珍しいんじゃないかと思います。まだ読んでないのでアレですが。

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