子どもの可能性と英会話と


きっかけは記憶力

こちらの記事に書きましたが、最初は3歳くらいの時に母親が読み聞かせる絵本の中身をほぼほぼ諳んじて読んでいたのを見たとき。日記を見返してみたところ、3歳1~3か月の頃には文字をほぼ覚えて読めるようになっていて、諳んじていたのもちょうどそのころ、平仮名だけでなく数字やアルファベットも読むようになっていたみたい。

次は6歳、幼稚園の最後の演劇で主役をいただき、長いセリフが多い役どころを無事に最後まで演じきった時。

でも実はもう1つあります。
それは、これも幼稚園の5歳か6歳くらいの時だったと思うのですが、休みの日に県庁所在地にある大きな本屋さんで絵本を買うために・・・というのが表向きの理由で、本当の狙いは妻に1人の時間をプレゼントして少しゆっくりしてもらうために・・・子供を連れてドライブしたことがありました。
母親を抜きにした遠出は子どもにとって初めてのことだったので、果たして泣きさけんだりしないか心配でしたが、思いのほか問題なく行って帰ってこられたのを覚えています。
その帰り道、大きな川にかかっている橋を渡っているとき、風が強い日だったので川面に白波が立っていたのですね。そこで何となく「川の上がところどころ白くなっているのはどうしてだろうね」と問いかけてみたところ、間もなく「風が強いんじゃないの」と返ってきたのですね。
ただ記憶力高めなだけではなく、観察力のようなものもあるのではないか、本人さえ興味を持ってくれれば学習面で親が思っている以上の成果を出してくれるのではないか、という可能性を感じたものです。
そこからはまさに親のエゴですが、本人が嫌がらない範囲で、本人が興味を持ってくれる範囲でいろんなことを伝えたり教えたり一緒に考えたり、という場面を意識して作るようにはなった感じです。

近所に英会話スクールができる

10万人規模とはいえ我が家は地方の一都市にあります。それでも県庁所在地からは車で30~40分程度なので田舎ではあるけれども田舎というほどではない・・・と信じています。
そんな田舎の中でも我が家ができた頃、このあたり一帯はまだ造成途中でして、家がどんどん立ち並んでいった時期でした。そんな折、我が家から徒歩5分程度のところにまさかの英会話スクール、しかも先生がネイティブのニュージーランド出身のナイスガイ、という奇跡の環境が出来上がったのです。しかもそのナイスガイの奥さんはまさかの知り合い、という。

日本語がままならないうちに多言語を学ばせるのはリスクが高いと思っていたのですが、我が子の言葉の覚えが早かったのでまぁ大丈夫だろうとちょっと楽観気味に預けてみることにしました。とはいえ、あんまり必死にアルファベットを覚えたり・・・とかではなく、ナイスガイと遊ぶ感じで通ってくれればよいなという程度でした。で、狙いとしては外人さんと話を接すること、会話をすることに抵抗を感じないように育ってもらうこと。あと、ネイティブの英語をたっぷり聞いて耳になじませてもらうこと。英語を必死で勉強するんじゃなくて耳を慣らすことができれば十分、と考えていました。

ということで、2022年現在中2、2023年は中3になる娘ですが、おかげさまで英語のリスニングで困ることはありません。中2の3学期(2月)に英検2級に合格するのですが、その時も耳で困ったことはなかったです。
今でも思うのですが、やはりある程度日本語の基本が身についてから英語を感じるのがよいと思います。親がネイティブで家で2カ国語に自然と触れられます・・・みたいな環境でない限り、です。


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