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#167 リケジョも世界最下位

経済協力開発機構(OECD)の9月16日発表

2019年の大学など高等教育機関の入学者に占める女性の割合

日本は36カ国で全ての項目で最下位

「自然科学・数学・統計学」の分野で27%(平均52%)

「工学・製造・建築」で16%(平均26%)

「情報分野」については「特化したデータはない」とした。(平均20%)

理工系の女子学生の少なさは日本の課題で、OECDは「男女で著しい差が生じている。女性に理工系分野に進む夢を与える必要がある」と指摘した。

OECDの担当者は「日本の女子生徒は科学に関する知識やスキルを持っているのに、科学分野を志望する人は少ない。女性の科学者に会ったり、親が進学を支援したりするなどして科学分野を進路に選べるようにする必要がある」と指摘した(日経新聞より)。

自然科学分野ではスロバキアが65%で最も高かった。情報分野ではギリシャとイスラエルがともに30%、工学分野はアイスランドが39%でトップだった。

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2018年の国内総生産(GDP)に占める、(小学校から大学に相当する)教育機関への公的支出の割合。

日本は2・8%で、比較可能な37カ国のうちアイルランドとともに最低

最も高かったのはノルウェーの6.62%で、チリ(6.57%)やイスラエル(6.24%)などが続いた。イギリスや米国なども6%超で上位に位置づけた。


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