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看板娘、宮津を旅立つ...!?卒業ではなく、ここから始まる株式会社百章との新たな物語

こんにちは。
株式会社百章プロジェクトマネージャーのちえりです。

こうして文章で自分の肩書を名乗ることはあまりなく、なんだかそわそわしちゃいます。私のことを既にご存知の方は、『まだ、名もなきレモネード』のスタッフと認識いただいているかもしれませんね♪

今回、百章の公式NOTE、記念すべき第1弾を任せてもらいました。
第1弾なのだから、株式会社百章とはどんな会社なのか、企業理念や事業内容について。みたいな記事が王道かと思います。

しかし...私事ですが、この度結婚を機に、パートナーの住む屋久島へ移住することになりました。タイトルにあるように、3月で宮津を旅立ちます。

ですので、第1弾、恐れ多くも私と百章との関わりについて、そしてお世話になった丹後・宮津の方々への感謝の気持ちを書かせていただければと思います。

※はじめましての方、いろいろ説明をすっ飛ばしてごめんなさい。
会社の概要や事業内容はホームページを見て頂けると幸いです。

どうぞ最後までお付き合いください!

初めの仕事は、お店の名前をつけること

株式会社百章(ひゃくしょう)は、2021年4月5日、“宮津をレモン産地にしたい”という熱い想いを持った二人が立ち上げました。

私も会社立ち上げから関わらせてもらい、二人と一緒に会社登記にも行きました。

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「会社立ち上げなんて人生に何度とないよね」とドキドキしながら向かったのに、法務局では書類を提出するだけで呆気なく手続きが終わり、「なんか拍子抜けだ~」と三人で切ない気持ちになったのも懐かしい思い出です。

百章のビジョン《土を耕し、文化を醸す。》
大きすぎるかもしれないくらいの夢を語りつつ、小さく始めて足元から地道に、でも止まらずに動き続けていく、みたいなところが私はとても気に入っています。

レモネード屋さんだって、店名もロゴもどうやって提供するかも何も決まっていない状態で、GWにはオープンしよう!と代表二人。私はあと2週間しかないのに、と内心焦りまくりでした。

でも、そんな状態だったからこそ閃いた【まだ、名もなきレモネード】という店名。

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最初は「まだ、名前もないのにどうすんの」というところからスタートでした(笑)。

そこから、いや、まだ自分たちの宮津レモンはできてないんだから、名前がなくてもいいじゃないか。ただのレモネード屋じゃなくて、「いつか宮津をレモン産地に」という大きな夢を掲げてやっているレモネード屋なんだから。まだ名前がないことを名前にしちゃえば、そんな私たちのストーリーを届けられる!!

そう思って命名しました。考えてみると、店名をつけることが百章の一員として初めてのお仕事だったかもしれません。

レモネード店の看板娘として皆さんにたくさんの愛をもらった1年

百章のプロジェクトマネージャーとしての1番の仕事は、毎週土日『まだ、名もなきレモネード』の運営をすることでした。

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お店のことをざっと振り返るとこんな感じです。

【2021年】
5月1日  間借りでOPEN(毎週土曜+祝日)
6月27日  日曜も営業開始
8月~      ピンクレモネードやパープルレモネードなど季節限定商品販売
11月3日  丹後を味わうポタージュの販売開始
【2022年】
1月~  キッチンカーでの販売開始、イベント出店
2月   加工所完成・お土産品開発スタート

あっという間の1年でしたが、店の命名から始まり、店の運営、商品企画開発、SNSの運用、POPやメニュー表、チラシの作成、キッチンカーの塗装など、いろんなことに挑戦させてもらった1年でした。

宮津に来なければできなかった沢山の経験をさせてくれた百章のメンバーには、本当に感謝しています。

そして、それと同じくらい毎週レモネードを飲みに来てくれたお客さん、遠方からも楽しみに来てくれたお客さん、「今まで飲んだレモネードの中で一番美味しい」と言ってくれたお客さん、皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。いつも応援してくれて、温かく見守ってくださってありがとうございます。

また、丹後・宮津で活動されている同業種の皆さん。一緒に出店したり、イベントに呼んでいただいたり、商品のアドバイスをいただいたり。本当に沢山の方にお世話になり、支えていただき、ここまで1年間やって来れたと思っています。いつもいつもありがとうございます。

会社としても、私個人としても、皆さんに可愛がっていただき、とても幸せな1年でした。宮津にきて、レモネード屋さんになって良かったと、心から思っています。

距離は離れても、これからも百章の一員

立ち上げから1年、宮津で頑張ってきましたが、冒頭に話した通り、私は屋久島に旅立つことになりました。

もうこれでさようなら?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

HPにあるように、株式会社百章は、

それぞれが、それぞれの形で一次産業と接点を持てるようなきっかけを提供し、一次産業に携わりたい若者が気兼ねなく参入できるプラットフォームをつくります。
仕事はひとつじゃなくていいし、お金を稼ぐためのものだけじゃなくていい。兼業や複業が当たり前になりつつあるこの時代に、さまざまな仕事をしながらも、農業や漁業や林業といった一次産業に関わりながら生きていく、そんな生き方を提案していきたいと思います。
そして、私たちと関わってくださる人たちとの物語が100章続いていくように、精進して参ります。

現場でお店に立つことはできなくなりますが、ここに書いてあることを証明すべく、屋久島に行った後も遠隔でできる仕事を任せてもらう予定です。

私は私にできる形で、百章や一次産業や宮津や丹後に関わり続けていきたい!これからも百章の一員として共に物語を続けていけるよう、精進して参ります。

会社としても、遠隔のスタッフがいることで、また新しいことにチャレンジできるかもしれません。卒業じゃない、新たな章のスタートです。

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長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後とも、株式会社百章を、『まだ、名もなきレモネード』をどうぞよろしくお願いいたします。

2022.03.18 ちえり

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