兵庫県にてリモートワーカーをされている小倉研太さんへのインタビュー
今回が初めての取材記事になりますが、今回取材をさせていただいたのは、兵庫県にてリモートワーカーとしてお仕事をされている小倉研太さんです。
小倉さんとお話をしていて感じたのは、「自分の人生観を大切にすることで、働き方やお金の使い方のスタイルが決まる」ということでした。
「働き方」、「お金の使い方」と個別に考えていては、きっとこのような選択をされなかったのではないかと感じられ、私自身そういうスタンスをこれからより明確にしていきたいと思います。
以下、インタビュー記事です。
佐藤:小倉さん、本日はお時間いただきありがとうございます。まずは、今までどんなお仕事をされてきたのか教えていただいてもよろしいでしょうか?
小倉:アドウェイズ、グリーなどの複数のネット系ベンチャー会社に10年以上勤務し、営業、企画、プロジェクトマネジメントの仕事などをやってきました。今は地元の兵庫県に戻り、リモートワーカーとして働いています。
佐藤:今はリモートワーカーとして働かれているのですね!今年は東京オリンピックも開催され、特にこういった働き方は注目されると思っています。リモートワークのいいところはどんなところですか?また、デメリットのようなものは何かありますか?
小倉:移動がないこと、生産性が高いこと、子どもとの時間を確保できることなどがありますね。デメリットは、リモートワーク受け入れ態勢が十分ではないことだと思います。企業と仕事をする際には、リモートワークでの仕事であっても一定期間は本社への出社を求められたり、リモートで完結できないことがあります。企業でもっとリモートワーカーを受けいれる態勢が整ってくるといいですね。
佐藤:まだまだ企業でリモートワーカーに対する理解が必ずしも十分ではないのですね。逆に、企業がリモートワーカーを受け入れるメリットはなんでしょう?
小倉:僕が関わっている企業でも、リモートワークは、人を採用しやすいと思います。しかも、スキルの高い人材からの応募も多くなりますね。育児や介護など家庭の都合で家から出られないが仕事はしたいというかたは多くいるようです。
佐藤:リモートワークを導入すると優秀な人材からの思いがけない採用応募もあるのですね。リモートワークで働きたいけれども、どうしたらいいかわからない方も多いかと思います。そんな方が最初のステップとしてどんなことから始めたらいいですか?
小倉:勤務先にリモートワーク導入の提案をしてみたり、クラウドワークス、ランサーズのようなネットサービスで仕事を探してみるか、ココナラのようなネットサービスで自分のスキルを販売してみる方法があると思います。あとは、今までお仕事等で一緒になった方など、すでに人間関係のできている方に、リモートワークでお仕事の手伝いができないか聞いてみるのも1つの方法だと思います。
佐藤:ありがとうございます。お金の方面でもいくつか質問させていただきたいのですが、お金の使い方は会社員時代と今とで違いはありますか?
小倉:大きな変化はありませんが、本を購入するときの意識が変わりましたね。地方にいると人と会って学ぶ機会が減りました。その分、書籍代は大幅に金額をかけるようになりました。個人で仕事をしていくには常に学び成長していくことが大切だと思っているので、自分えの投資額が増えています。
佐藤:成長していくという視点は本当に大事ですね。お金の使い方に関して以前と比べて変わったなと思うことはありますか?
小倉:結婚してからは、お金の管理に気をつかうようになりました。そして、お金の管理をするようになると、時間の管理にも意識がいくようになったと思います。独身時代は働き過ぎてしまう傾向があったのですが、今は時間を決めて仕事をするようにしていて、家族との時間も大事にしています。
佐藤:ご結婚を機に、お金の管理に加え時間の管理も変化があったのですね。小倉さんはご家族のお話をされているときに特に生き生きとした表情をされるなと感じました!ご家族とお金という関連では何かありますか?
小倉:妻には定期的にプレゼントをするようにしています。また、子どもの知的好奇心にこたえる出費はなるべく惜しまずしていますね。本人の希望次第ですが、子どもの将来への投資はしてあげたいです。
佐藤:小倉さんのお話を伺っていると、「人」さらにいえば、「家族」を大事にするというポリシーが一貫していますよね。そこが職業観やお金観にも影響を及ぼしているように感じました。最後に伺いたいのですが、小倉さんにとってお金はどんなものですか?
小倉:自分のありたい姿の実現に必要なものです。しかし、必要以上に求めると、お金に縛られることになるので、良い距離間を保つ必要があると思っています。
佐藤:素晴らしいお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
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