自転車遍歴②

2024年3月29日 19:31

さて昨日の続きでございます、

自転車屋を初めて色んなお客様と接するようになり明らかに自分の乗り方が変わってきたと感じてきた時にチョイスしたのがコチラ。

Cannondale SLATE

見てください。今でもゾクゾクします。
650bに42Cタイヤ、レフティサスペンションに油圧ディスクブレーキ。
見るからにアーバン系なんですが初期型SLATEはキャノンデールがオンロード寄りにプロモーションしてました。
何故？と思ったのですが乗って納得。
めちゃくちゃ走るんです。
太いタイヤでモッサリしてそうなんですがフレームが軽量アルミで特有のカッチリした剛性。
これにローストロークのレフティが絶妙なバランス。
そしてこの時からフロントシングルに目覚めました。
チェーントラブルもないし自分に合ったギア比をチョイスしやすいところ、見た目がスッキリしてカッコ良いとこにハマりました。
本当に楽しい。楽しい以外に言葉がないです。
どこまでもいつまでも乗っていたい、そんなバイクでしたね。
初めて乗ったCAAD8のワクワク感が戻ってきました。

広島土砂災害の時も移動に活躍しました。
オンオフどちらも走れる素晴らしいバイクでした。

ブルベ300km島根で間違えて鳥取に行ってみたり、HY CYCLE名物｢夜間走行練習会｣でも毎週使ってました。
キャノンデールの山本幸平さんにも褒めてもらった自慢のバイクでした。

時は流れ、世の中がコロナ禍に。
ステイホームで先の見えない状況から資金を作るため手放すことに。
この時のやりきれない思いは今でも忘れません。
お店で販売開始したらすぐに売れました。

そしてまた模索し始めます。

そこで楽しさを求めクロモリに乗ってみることに。
これもSLATEとは違った楽しさがありました。
自転車を自由自在に操る感覚。
カーボンバイクに比べると軽くはないですがめちゃくちゃ走るんです。
この頃から自転車に合わせたペダリングや乗り方を意識し始めました。
SRAM REDにボーラワン、面白いバイクでした。

そして私の自転車人生でラストのカーボンに乗ります。

ここで久しぶりにカーボンフレームに乗ってみたくなり、LOOKにしました。
LOOKの中でもコンフォート系で見た目とは裏腹に乗り心地が良かったです。
とても素晴らしくサイクリストが欲しいものが全部詰まったバイクといった感じです。
剛性を抑えてたぶんちょっとモッサリしてたかな？でもロングライド向きの良いバイクでした。
今は竹原のイタリアンレストラントラットリアMのオーナーが乗ってます。
⬇インスタにめちゃくちゃ出てますよ。

次はヴィンテージにいってみたり。