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もりぞー生活

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日々の雑記です。とりとめもなく書きます。 (2017年10月〜)
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2019年1月の記事一覧

『週刊文春』の林真理子さんのエッセイがおもしろいのでぜひ読んでほしいという話

『週刊文春』という雑誌がある。「名前は聞いたことがある」人は多いかもしれないが、中身がどんなものなのかは、電車の中吊り広告以上に知っている人は多くはないだろう。 以前竹村さんのツイートで、竹村さんが毎週「林真理子さんのページだけは欠かさず読んでいる」みたいなことを言っていて、自分も取り入れてみようと思ったらこれが見事に面白かった。(ほとんどはコンビニで読む) 内容については林真理子さんが日々のあれこれを書いているのだけども、林真理子さんくらいになると、日々のあれこれのエピ

『夜と霧』の中で大事にしたい、3つの言葉について。

『夜と霧』という本が好きで、以前読んでいたときにとっていたメモを見ていた。 その中でも、特に印象深かった3つの箇所がこちら。 つまり人間はひとりひとり、このような状況にあってもなお、収容所に入れられた自分がどのような精神的存在になるかについて、なんらかの決断が下せるのだ。 (p.111) 収容所に入れられていたのは、本の著者であるヴィクトール・フランクルさん。極限状態に放り込まれた、当の本人が心理学者だったため、その分析は実感と合わせて深く、興味深い考察に満ちている。追

街の写真。

この1年で撮っていた写真を見ていたついでに、街の写真をまとめてみたいとおもいます。

「言葉の限界が思考の限界である」

「言葉の限界が思考の限界である」──それは、ずいぶんと重たい言葉のように聞こえる。 noteを読んでいる人、WEBで記事を読もうとする人、SNSをスクロールする中で目にとまって記事ページを開いている人。この3行目までたどり着いているだけでも、「言葉が好きかそうでないか」と聞かれたら「言葉が好き」と答える人が9割くらいはいるような気がする。 昔、小さいときに本を読んでいたときの、どこか異世界へといったような自由な気持ち。言葉として書き出せたときの爽快感。言葉を手紙として受け

最近食べて、味わい深すぎた料理3選。

最近食べたもの。どんどんみていきましょう。 ここは近所のカフェ、buy me stand 。カフェというべきか、朝昼晩とやっていて、サンドイッチとかが食べられる人気の店だ。近所にあるけど行ったことがなく、この間ようやく初めて訪れることができた。生活感みたいなあたたかみのある感じのあるサンドイッチだった。またいきたい。 こちらはブイヤベース。招待されていったごはん会みたいなところで食べた。手作りのブイヤベースなんて初めてだったが、これがびっくりするようなおいしさだった。えび

「”いい小説”とはなにか」

「いい小説とはなにか」──そのいち答えとして、最近「なるほど」とおもうことがあった。それは落合陽一さん×古市憲寿さんの対談記事を読んでいてのことだった。 何で村上春樹さんの本が好きかというと、読んだあとになんかしゃべりたくなるんです。言葉が出やすくなる。僕はそれを「どうでもいいことに対してツベコベ文句を言いたくなる感情」と言ってるんですけど、たとえばペットボトルを取ったときに、「この世に完成されたペットボトルなんてないんじゃないか」とか、そんなことを言いたくなるじゃないです

「おいしいごはんを一緒に食べたい」という気持ちは「恋」と同じなんじゃないか、って話。

『「おいしいごはんを一緒に食べたい」という気持ちは「恋」と同じなんだって』。仕事が終わって飲みに行って話していたら、そんな話を友だちがしていた。「だから、たとえば男同士で『いい店行こう!』とはならないじゃんか」──なるほど、たしかにそういえばそうだ。男友だちと飲みにいくのはたいがい安くいけるごちゃっとしたお店とか、「とりあえず行ければOK」みたいなところが多いけれども、大切な人と行きたくなるのは「ちょっといい店」だ。 そこで気がついたことがある。僕が「ちょっといい店」にとな

「積極の肥料」

電通の「鬼十則」という指針を久しぶりに読んだ。 1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。 2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。 3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。 4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。 5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。 6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。 7. 計画を持

「ハレ」と「ケ」。

伊勢神宮は年間1,500回に及ぶお祭りを開催している。SUSONO以前開催された、山本由樹さんと松浦弥太郎とのトークイベントの音声を先日聴きながら知って、とても驚いた。なんて話を友人にした。 そうすると彼いわく、「ディズニーランドは日本にくるときに、日本人に愛されている伊勢神宮を参考にしていた」とのことだった。だから「ディズニーランドはあんなにパレードやってるんじゃないかな」、らしい。たしかにパレードは多い。そして全国各地で「〇〇フェス」は増え続ける一方だ。 僕らがお祭り

1番「にぎやか」な家電の話。

新年、変わったことといえば、枕元に加湿器と空気清浄器が増えた。おまけに元々扇風機もあるから、枕元はもうずいぶんとにぎやかになった。 「にぎやか」、といえば1番「にぎやか」な家電は「ドライヤー」。こちらは直接的に「にぎやか」。ドライヤーってびっくりするほど大きな音がしませんかね。ドライヤーをつけていると、テレビやかけている音楽はさっぱり聞こえなくなる。 もうひとつ気がついたのが、「ドライヤー」(=「乾燥させるもの」)って、名前のわりに熱いなあ、ということ。使ったことのある人

メモをとることによる「忘れない」以上の効用について。

2019年の目標のひとつが「メモをとること」。これまでロルバーンのノートを取り出して毎回書いていたのだけども、数十秒しか時間のすき間がないときは取り出すことができない。そしてそもそもおっくうになってしまって思いついたことや、記録しておきたいことが結局忘れ去られていってしまう。 これじゃもったいないな──そう思いスマホですっと出せる「Google keep」に逐一メモをとるようにしました。 みたこと。 気がついたこと。 おもしろかったことを。 ノートをとっていたときの

2019年は、「つよく」。

あけましておめでとうございます。 今年最初のnoteを書くにあたって、ちょうど昨年の節目に書いていたnoteを読み返しておりました。 「一喜一憂せず、はりきった自然体でいく」 「結果を出すこと=人を喜ばせることを山頂に据えて、自分が満足する形で走り続ける」 それらの言葉は、2018年の一年で、自分の言葉になってきた、染みついてきた言葉となりました。 とはいえまだまだ道半ば。 目指す結果にはまだ全然至っていませんし、満足しようにもしきれないみたいな状態です。2018年は