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なぜ日本のアパレル企業は海外に進出できないのか?

こんにちは。
株式会社HUV DESIGN OFFICE 代表取締役の入倉です。
ファッション産業にまつわるアレコレを書きます。

今回は、日本のアパレル企業の海外進出について。

業界に長くいると業界の方々とお話しする機会が多いわけですが、よく会話でこのような話になります。
「日本は安いファストファッションしか売れないから、中間価格帯は難しいよねー」「人口減少で市場が縮小するからお先真っ暗だよねー」「日本市場は成熟してるから成功するの難しいよねー」と。
まあ一部を切り取った極端な話だよねぇと思いながらも、「そういう側面もあるよねー」と。

兎にも角にも、仮に日本での成長(成功)が難しいのであれば、市場が成長している国に進出すればいいじゃないかと良く思うわけです。
ユニクロとかMUJIは海外進出してるやんと。
が、もちろん実際にはそんな簡単な話ではありません。

なぜでしょう?
考えれば様々なリスクがありそうです。

・カントリーリスク
・契約概念の問題
・参入国の文化や習慣の違い
・取引先の不支払いといった信用リスク
・労務リスク
・在庫リスク
などなど

では、なぜユニクロやMUJIはなぜ海外に進出することができたのでしょうか?
一方でなぜ多くのアパレル企業は海外に進出できないのでしょうか。
そこら辺を経営戦略、財務、マーケティング、デザインなどの側面から一つずつ紐解いていきたいなぁと思います。

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