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精霊のいる森

私が神様から呼ばれた神社は
全部で3つ。

ひとつは
よくわかる
大きな神社。

でもあとふたつの神社は

本当に場所が
よくわからなくて

わかるのはその場所の情報を
書いてくださったブログ
のみ。

そもそも行き方もよくわからず
写真とわずかばかりの
情報を頼りに

友人は目的地近くまで
車を走らせてくれました。

そしてわたしはなぜか 
出発する2週間前から

外でネットが
繋がらない状態に
なっており

ラインもできない
もちろん場所も
よくわからないから

地図もでない
何の情報も
調べられないという状態だったので

事前に
そのブログの情報だけを
友人に送信していました。

だから
本当に
はっきり言って
探検に近い状態。

目的地近くになったけど
まったく目的地に向かう
入口がわからず。

ブログには
確か山を少し登ると
書いているから

その山を探すも
車のナビも
携帯でも
入口が
まったくわからない

そんなとき
わたしの左手が
またもやビリビリと
痺れ始めたのです。

そして
道案内をするかのように
次を右

右と
左手を引っ張るのです

そして
友人にそれを
言うと

かなり訝しげに
しつつも
わたしの言った通りに
車を走らせてくれました。

そうするとなにやら
登山口が見えてきました。


何もわからない登山口

でもあたりに
まったく看板も見当たらない

そして
ここだ
ここから入れと

わたしの中から
声が聴こえます

それを友人に伝えると

えええ~~?
ちょっとちょっと
本気?正気?
まったく
信ぴょう性もなにもない
その左手の痺れの道案内を信じるの?
(ちなみにわたしはこの痺れのことを
神ネットと呼んでました)

でもわたしの
手の痺れはここの
場所で止まるし

なぜか
確信があったんです

ここに神社がある
という確信が。

そして
まあそこまで言うなら
と友人は
しぶしぶ
山の中に入ってくれました


途中30分ほど登って
何もなければ
引き返すという条件で。

そうして
わたしたちは
てくてくと
山の中を
登っていきました。

そこは
精霊がたくさん
たくさん
いる山でした

わたしは
なぜか

ここに精霊が
たくさんいると
言っていました

精霊の存在なんて
わかるわけも
ないと
思っていたし
信じてもなかったのに

なぜか
自分の体に
感じる感覚で

あ、
精霊がいるなと

感じたんです

そうして
精霊がたくさんいることを
確かめようと
携帯のカメラのシャッターを
夢中で押していました

そうしたら
こんなにも
キラキラの写真が
いっぱい
撮れました


精霊の光


妖怪さん?

どの写真にも
不思議な
たくさんの
キラキラな
光がいっぱい

そして、私たちが
行った
そこは
水木しげる先生の
妖怪が見えた
森だったのです。

妖怪は
精霊の一種だといいます

水木先生は
きっと
この森で
精霊たちの
存在を
肌でいっぱい
感じて
あの
楽しい妖怪たちを
作り上げたのだろうなあと
思うと

とてもうれしく
幸せな
氣持ちになりました

そして
まだまだ
不思議な
探検は
続きます









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