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弱みを跳ね返す発想力
営業活動の見通し
ブラック企業(金融業)の跡取り婿を卒業して半年が過ぎた。
2019年秋頃から、これからどうやって事業を発展させていくのかを考え、営業活動を展開。
年始から一気に動くという、ザックリとしたイメージ通り、今年のスタートを切ることができた。
まずは目の前の仕事をやっつける
2月末納期のシステム開発案件が、いよいよ佳境。
本来は6~8カ月くらいかけたい内容だったが、先方の相見積もりが難航し、スケジュールが遅れ遅れ。当初の予定より3カ月も受注契約がズレたのに、納期はそのままなんて酷い!!
が、そんなこともあろうかと、もし他社に仕事を持って行かれても痛くないくらいの準備は水面下で進めていたので、実は順調に進んでいたりする。
(まあ、相見積もりの末に絶対に私のとこに戻ってくる自信があったからなのだが。)
それに、先方の都合でスケジュールがズレ込んだので、こういうときに嫌な顔せずに『お任せください!』と引き受けると、2倍喜ばれる!
同じ仕事なのに、相手方の満足度が上がる=自身の商品価値がグンと上がる。
もし、同じ予算で想定納期の半分でやれなどという無茶を言われた場合は突っぱねるが、納期が短くなることをあらかじめ予測し備えておけば、結局自分に有利となるのだ。
何事も、備えあれば憂いなし。
営業活動の際度々言われる痛いこと
『座右さんが事故や病気で死んでしまったら、どうしましょうか。不謹慎ですみませんが。』
「リスク評価として、当然の懸念だと思います。私も、明日絶対に死なないとは言い切れません。」
「妻に命じて、私が急に死んだ際は、お取引先にご迷惑がかからぬよう、システムのソースコードをお渡しできるように、用意をしています。私が一人で開発したプログラムですが、開発経験のある人がソースコードを見れば、ある程度何をやっているか、分かるハズです。」
「元々サイドビジネスで、細々とやっていくつもりだったものですから、プログラマを抱えることはできませんでした。ですが、今は本業になってしまったので、お取引先にご迷惑をかけることがないように、規模を拡大するべく挑戦しています。どうか、育てて頂けるとありがたいです。」
「もしくは、ライセンス丸ごとお譲りするのも、やぶさかではありません。自社に開発部門をお持ちか、これから育てていこうとお考えでいたら、『共同開発』でいかがでしょうか?私1人しかいないことで、ユーザー様にご心配、ご迷惑をおかけするわけにはいかないので、そこは我を通すつもりはありません。」
家業を飛び出して半年。
人材を抱えたり、育成する余裕がない。
でも、仕事を取りに行かないと、生活ができなくなるし、結局、事業の拡大もできない。
走りながら創り上げていくしかないから、どうすれば上手くいくか、必死に考える。
でも結局はお取引先様あっての自分の発展
いつも心掛けている、発想の出発点。
『どうすれば人様のお役に立てるだろうか?』
『お役に立てるのならば、何でもやります!』
決して自己犠牲ではない。相手様から自分に対する評価が高い前提。
年末に、システム開発の要望をヒアリングしていて、クライアント社内の人間関係の問題を相談された。
親身になって相談内容を整理し、『何が問題の本質なのか』を客観的にお伝えする。
責任者から代表者へとうまく説明できなくて困っていると言われれば、プレゼン用の資料を作成して差し上げる。
実務上で分からないことを質問されれば、可能な限り調べてお返事する。
結果、システム開発のお仕事を4社競合の末にお任せ頂けた。
しかも、社内の人間関係を解消する根本解決方法として、最初に相談頂いたこと以外でのシステム開発を、追加でご依頼頂けることになった。
クライアントをその気にさせた一言
責任者の方が、決断をできずに悩んでいた。
組織改革に痛みを伴うことに、今一歩踏み切れないという。
「○○さん、長年手を尽くしてきて、今どうですか?結局、あなた自身が本気にならないと、周りに危機感が伝わらないんじゃないですか?社長が動いてくれないと文句を言っているうちは、何も変わらないと思います。それに、定年まであと僅か数年じゃないですか。最後にひと華咲かせましょうよ!」
『ずっと、なんで俺がこんな面倒を引き受けないといけないのかとか、定年までやり過ごそうなんて思ってました。仲間には、いい年して何やってんだよなんて笑われて。なんか燃えてきました!座右さん、力を貸して下さい!よろしくお願い致します!』
そして、業務の効率化を一括でお引き受けすることになった。
商談を終えてお暇する時に言われた一言が嬉しかった。
『座右さんに死なれたら僕が困るんだから、事故と健康にはくれぐれも気をつけて!』
さあ!忙しくなる!
2020年1月16日
座右の銘は不撓不屈
座右の銘太郎
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