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世話が焼けるぜぇ〜


新年明けましておめでとうございますm(_ _)m

本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m


年明け最初のnoteが、いきなり大晦日の出来事を書くことになろうとは(^_^;)


本当は去年最後の記事にしたかったものを、時間の都合でスライド登板させるハメに。


noteを書くためにもっと時間効率を上げなければ!


え?一体何のために?


noteを書き殴るのに、理由を問うなんてナンセンスだぜぇ〜



お正月ということで、実の母親が再婚相手を連れて、孫にお年玉を渡しに。


遠路遥々、新幹線で7時間くらいかけてやってきた。


天性の地雷女がやってくるのだから、そりゃ、警戒すべし!


Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)

毎度毎度、何か事件が起こる。


我が家の居間で孫と寛ぐ母親と継父を尻目に、私がちょっと遅めの大掃除をしていた。


すると、母親が怒って、『もうホテルに帰る!』と言い始めた。


こういう時のこの人は、気が落ち着くまで触っちゃいけない。


はいはいといって二人を宿に送り届けた。


翌朝、母親からラインが届いた。


『なんか忙しいところ来て迷惑だったみたいだね。おじさんと映画とかみて適当に観光して、さっさと帰ります。来年はもう来ないから安心してね。』



ですと。


はいはい。


親不孝な息子でごめんよ〜。


適当に泳がせて、夕方頃に機嫌を取りに行こうと思ったが、4才下の妹が、


『こういう時のあの人は、放っておくと余計抉らせるから、ちゃんと追いかけないとダメよ。』と。

母親がどんなメンタル攻撃を仕掛けてくるかと、恐れてビクビクしている妹の様子が伺い知れる。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


かと思ったら、妻と子はカラオケに連れて行けやとワイワイ言ってくる。

正月くらい家族との時間を大事にしろやーとのこと。


ギャース!

そんなにいっぺんに全部できるかよコンニャロと爆発しそうになりながら、最短の解決策を探る。


そして、根本原因も突き止めなければ。


まず、子供と妻は妹に預けて、一旦カラオケ店に押し込む。


母親は電話取らないしライン既読にならない。


が、


「外寒いから、映画館の前まで車で迎えに来たよ」とラインを打ち、見ているであろうアナ雪の放映終了時間15分前に車で待機。


その間、早くカラオケに来いよと妻や子供がまた呼んでいる。

そんなに俺の歌が聞きたいのか?

待ってろよ可愛子ちゃんたちィィィィィィ〜(#^ω^)


アナ雪が終わっても出てこない母親たち。


しょうがない。


今のうちにレンタルDVDを返却だ。

こんな時に新作借りやがってコンニャロヽ(`Д´)ノプンプン


30分程かけてレンタル屋を往復していたら、母親からラインの返事が。


『ライン今見ました。別に迎えになんか来なくても結構。スター・ウォーズ見たから、夕方はアナ雪見るの。だからほっといて下さい。』



なーーーーーーーーー!

お前ら午前中アナ雪見るて言ってたやろがーーーーーー!

ヽ(`Д´)ノプンプン


手元で急に曲がる高速スライダーやな?

大谷翔平の魔球やな?


そら打てんわ!!!


(以下、私の心の中の竈門炭治郎がちょくちょく独り言を繰り広げます)


花子さんに手当てをしてもらっているが、親子の確執という怪我は完治していない。勝てるのか?俺は・・・
その心の怪我が痛くて痛くて堪らないんだ!!
俺はもう本当にずっと我慢してた!!
凄い痛いのを我慢してた!!

俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった。(炭治郎)



だが、そんなこともあろうかと、対策済みなのだ。


レンタル屋を往復して、今丁度映画館の前に俺は居るのだ!


はっはっはー!


ラインでいくらやり取りしても埓が開かないのは分かりきっているので、ガラを押さえて車に押し込んでやるぜ!


「ずっと映画館の前で待ってるよ👍」


すると母親から、


『え?まだ待ってたの?今お昼食べようとお店に入ったよ。お店の場所は教えないよ。』


コンニャロめ!

あの鬼の・・・・・・爪のような痕がつく攻撃。
アレが怖くて近付けない。
万全の状態じゃないから、間合いの内側へ入ろうと突っ込んで行った時、痛みが走って足が縺(もつ)れたら・・・。
俺は輪切りだ。

怪我のせいで悪い想像ばかりしてしまう(炭治郎)


60手前のおかんが焦れたことをしても、誰も喜ばねぇよ!

需要ないんだよーーーーー(ノД`)シクシク


「じゃあ昼食終わるまで待ってるよ👍」

「妹が、寒いからおかんとおじちゃんを迎えに行ってあげたほうがいいよって言ってさ。(優しい嘘)」


真っ直ぐに前を向け!! 己を鼓舞しろ!!
頑張れ銘太郎、頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺は、できる奴だ!!
そして今日も!! これからも!! 折れていても!!
俺が挫けることは、絶対に無い!!


『ずっと待っててもしょうがないから、じゃあ夕方18時に迎えに来て貰おうかな。』


よっし!キタ!


やっと掛かった!


これでこっちは9割解決!!!


その後、ダッシュでカラオケ店に。


道中、息子がメガネを忘れたから自宅に取りに行ってくれとラインが来ていた(^_^;)


ハイハイ。メガネメガネ。


カラオケ到着!


頑張って盛り上げますよーーー!


おっと、夕飯のために予約していた寿司を受け取りに行く時間だ!


そしてまた車を走らせる。


そこでガクブルの妹からラインが。


「カラオケ中に花子さんから聞いたんだけど、昨晩兄さんがいない時におかんが根堀り葉掘り兄さんの仕事のこととか、花子さんの実家のこととか聞いてきて、精神的に辛かったらしいよ。私達、顔合わせたくないから、今夜花子さんと出かけるから。」


ぐああああ、目が回る!!
この回転の速さ!! まずい・・・すごい技だ!!


「おかん、俺達のことを心配してくれているんだよ。本当なら真っ先に俺が今回家業を辞めて独立した経緯を話すべきだったんだ。今晩俺がおかんと話すから、お前らが出ていくことはないよ。まずはメシを食おう。もし変な空気になったら、その時は抜ければいい。」


行け!! 入れ!! 間合いの内側へ!!
・・・前へ!! 懐に入り込め!!
見えた、隙の糸!!


君の血鬼術は、凄かった!!


バシュ!


そして・・・


18時に母親達を迎えに行き。


無事にみんな揃って寿司とカニ鍋を囲む。


食事の後で、おかんを別室に呼び、二人でゆっくりと話をした。


心配して遠いところ遥々来たのに、掃除ばかりしていたと咎められたり

遠くに婿に行くことも相談無し

家業を辞めて独立したのも事後報告


他、なんやかんやと、文句を言っていたが、全部分かっています。


相変わらず不器用な人だね。


息子のことが大事なら、素直にそう言えばいいじゃんよ。


しょうがない人だ。


長年の確執。


ずっと、後ろめたい思いを抱えながら、罪悪感に苛まれて生きてきたんだろう。


そういうの、もう大丈夫だよ。


数年前に再会し、和解できてからは、もう大丈夫なんだ。


僕には素敵な奥さんと、かわいい子供たちがいて、幸せいっぱいだから、あなたのことをもう恨んでなんかいないよ。


あなたの息子、座右の銘太郎は、強くなったんだから。


思い出話を交えながら、母親の張り詰めた心を解していく。


色々安心したのか、笑顔を見せるようになった。


なぜそんな母親に会うのか?

会わなければ、こんな苦労は無いのかもしれない。

昔の心の傷を思い出さなくて済むのかもしれない。


でも、私の心の中に、親を愛するという温かい気持ちが目覚めたあの時から、


親を愛せるという生き方は、豊かなことなのだと知ったのだ。


その温かい気持ちは、私の心の中に宿るものだから、私自身の人生を彩る輝きだ。


だから、おかんがどうであろうと、そんなことは関係がない。


全く


世話がやけるぜ


俺ってやつは・・・


2020年1月1日元旦

座右の銘は不撓不屈

座右の銘太郎


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