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オーランの面接はココを見る!~選考のポイント~

IT業界で就職・転職先を探している方へ。今回は、オーランではいったいどのような視点で選考を進めているのか、人事の千代田にインタビューをしましたので、ぜひご覧ください。

プロフィール
千代田 早苗
管理部門責任者。人事担当。2019年入社。新卒で金融機関に入社、その後はベンチャー企業に転職し新規事業開発やSES事業に携わり、西と出会う。当時、2人ともSES事業の開拓中であったため、同じ課題や悩みを抱えており意気投合。よく連絡を取り合うようになり「人こそが事業の強み」という西の考えに共感し、オーランに入社することに。


ずっと人の成長に関わる仕事がしたかった


ー千代田さんが人事となった経緯を教えてください。

人の成長に関わる仕事がしたいと思い、大学生時代に教員免許を取得しました。教員採用試験に受からず先生にはなりませんでしたが、当時から漠然と『人の成長に関われる人事への憧れ』はありました。

大学卒業後、JTCの企業に入社しましたが希望が通りづらかったため転職もしました。30代前半までは営業や新規事業など全く違う職種で働いていました。

弊社代表の西とは10年来の友人で、4年ほど前に次のキャリアに迷っている話をしていると、「オーランで人事をやらない?」という一言がきっかけで人事職に就くこととなりました。

ー人事になるために身に付けたスキルはありますか?

人事になろうと思って身に着けたスキルはありません。JTC時代の評価制度や営業研修を行なった実績、IT企業での新規事業立ち上げの経験などが今の仕事に生きていると思います。

代表直下で代表の実現したいことを形にしていく作業は20代前半から経営層とコミュニケーションを取る仕事をしてきたおかげで、相手が何を言いたいのか、どうすれば実現するのかを考えられる能力が身につき、それを生かして人事という仕事に還元出来ているのだと思います。

採用の基準は経歴ではなく人柄


ー採用面接をする上で、特に重視していることは何ですか?

オーランの採用コンセプトは『人として魅力的かどうか』なので、スキルやキャリアよりも人物面を重視して面接をしています。

私は良く面接で『オーランというフィールドを使って一人ひとりがやりたいことを実現する』という表現を用いていますが、オーランにとっての人柄の魅力は『自主性、自発性、発信力』など自走する能力があるかどうか、という事だと考えています。

ー応募者が求めるポジションに対して、どのようなスキルや経験を見ていますか?

職種により必要なスキルや経験が異なるため、一概には言えませんが、適応力については全ての職種に共通して必要な部分だと考えています。

常駐という『文化の違う組織に溶け込む』という点もありますが、webディレクター、webデザイナー、コーダー、エンジニア、それぞれ特性や性格が違う職種が集まって1つのモノを創り上げるため、お互いの能力を尊重し、高め合える関係値を築けるかどうかは重要なポイントだと考えています。

オーランの一次面接は80%が雑談!?


ー他企業の採用面接とココが違うと思う点はありますか?

私は自分の面接を『雑談面接』と呼んでいます。一般的な表現で言うとSTAR面接と呼ばれる手法が近いと思います。コンサル経験もあり深堀質問が好きなので、結果そうなってしまいがちというか(笑)

その方がお互いに本音で話せて入社後のギャップが発生しないと考えているのであえてそうしています。そのため1次面接には『雑談しに行く』くらいな気持ちで来て頂ければ幸いです。

ー応募者にとって陥りやすい欠点や弱点は何だと思いますか?

自分を客観的に評価できているかどうかだと思います。人柄採用を全面に打ち出していることもあり、自己PRで『コミュニケーション能力』という話をしてくださる応募者さんがとても多いですが、これはとても危険な自己PRだと考えています。

『他人と比較して秀でているコミュニケーション能力』とは何かをもう一度しっかり考えていただきたいです。『周りの人と円滑なコミュニケーションが取れます』だけの自己PRだと仕事ができる多くの人が同じスキルを持っていることになってしまいます。

ー現在、就職活動・転職活動をしている方へアドバイスをお願いします

転職の軸として『給与UP』はとても重要な事だと思いますが、仕事を選ばずに給与を上げようと思えば簡単に上げられます。私が以前いた会社は1年目で年収500万円を目指せる会社でした。

でも多くの人は『仕事の内容にも拘りながら給与を上げたい』のだと思います。なので、目先の給与だけに捉われず、将来どうしていきたいのかを真剣に考え転職活動することをお勧めします。

私は30歳の時に月給20万(ボーナスなし)で新規事業にのめり込みましたが、結果として今一番やりたかった人事の仕事にたどり着きました。目先の私利私欲に惑わされずキャリアを考えることが将来に結びつくのだと私は思います。頑張ってください。


おわりに
今回はオーランの面接でどの部分を重視して採用面接をしているのかを伺いました。引き続き、オーランの特徴について発信していきますのでぜひ楽しみにしていただければ幸いです。