【エッセイ】Netflixがもたらしたもの

昨年、Netflixを契約した。
最近は利用する頻度にムラはあるものの、
定期的に利用している方だと思う。
書いていた時は絶賛、「ドクターX」にハマっている。

ところで…皆さんはNetflixなどに加入しているだろうか？
その際、日常生活に変化はあっただろうか？
個人的なことを言えば、変化はあったと感じる。

やはり「レンタルDVD屋に行かなくなった」ことが大きい。
最初はそんなことないだろうとは思っていたが、
本当に行かなくなった。
だって、スマホなどでアプリを起動すれば…
店内のような環境が目の前に広がるから。

ただ、昔みたいに…「作品に出会う」という経験は減った気がする。
レンタルDVD屋に足を運んでいた時は、
ジャケットなどを見ながら、感覚で借りることも多かった。
そして、偶然作品に出会い…好きになっていく。

Netflixなどの場合も、作品には出会える。
ただ、観る観ないの判断がハッキリしてくる。
予告などを見た瞬間に、次へ進むこともあるから。
ゆえに、直接店へ行くよりは偶然の出会いは減る。

そう考えると、書籍も似たようなことがあるかもしれない。
便利になるのはいいが、
人と作品が偶然に出会う機会は…大切にしたいものだ。