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『男』ですが、風俗嬢してました。

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タイトルの通り、過去に僕は風俗嬢でした。その時のことを書いてます。
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#風俗嬢

『男』ですが風俗嬢してましたvol.4

夜の世界といえば新人期間というのは理由もなく、人気なのだ。と、入店当初の僕は考えていた。

しかし、現実は違っていた。同じ時期に入ったキャストさんは仕事にいきっぱなし。自分だけただ一人待機室にいて焦る日々が続いた。『何で自分だけダメなんだろう。どうしたらいいんだろう。』などと考え自己否定の日々が続いた。

初めての仕事初めての仕事は、売り専のボーイであった。

そのお客様はお店の新人に必ず入るひと

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『男』ですが風俗嬢してましたvol.3

2の続きです。

初めての女装。こうして僕は風俗嬢になった。部屋で待ってると、Aさんがメイクだけしてある先輩キャスト(以降Cさん)を連れて戻ってきました。Cさんは、僕の顔を見ると『女装合いそうだね〜』なんて言ってきたのだ。

『女装経験ある?』と聞かれ、何度かバーでのイベントであったにもかかわらず[ないです。]なんて答えた僕はこの後メイク指導を受けました。

メイク指導は、厳しいのかなぁと思ってた

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『男』ですが風俗嬢してましたvol.2

1の続きです。

初めての面接にて。初めての面接の日は今でも覚えています。身嗜みを整え、精一杯着飾って面接場所へ向かいました。"本当にこれでいいのかなぁ"て気持ちや"やっぱりしたくない"なんて気持ちが何度も頭をよぎりました。

電話案内にて、面接場所(マンションの前)まだやってきた僕は、"帰ろう"なんてふと思いました。でも帰るわけには行かない。なんて考え恐る恐るインターフォンを鳴らすと、Aさんが出

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『男』ですが風俗嬢してましたvol.1

初めまして。成人男性のyuuです。

文章を書くの苦手な僕ですが、過去の自分と向き合うために、書かせていただきます。タイトルの通り、僕は数年前とある風俗店にて"男"で風俗嬢をしてました。単に、"男"といっても、"男の姿"と"女装した姿"で、働いていました。

一人で眠るたびに、恋人と眠るたびに思い出し苦しみ、悲しくなり弱い自分に打ちのめされそうになります。そんな僕の風俗嬢を辞めるまでをまとめてみま

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