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アイデアは急に降りてくるものではなく、問題と向き合うことによって生まれるというのを「深夜徘徊読書」を生み出した話で説明させてください

おはようございますの方、こんにちはの方、こんばんわの方、初めましての方、お久しぶりの方、そしてこの文章を見てくれた方へありがとうの気持ちです。ツモマー(@tsumomah)です。

いきなりですが、僕の趣味は深夜徘徊です。聞こえはかなり怪しいですが、危ないことはしていない(多分)つもりです。これでもちゃんとした目的を作って深夜徘徊を楽しんでいます。

主な目的
・夜の街をみたい
・夜の写真を撮りたい
・非日常的な時間を過ごしたい
・アイデアや仕事など、頭の整理をしたい

こうやって目的をあげると何だか肯定されて怪しさが薄れると思いませんか?特に僕自身は恥じるような趣味ではないと考えているので趣味を聞かれたら自信を持って

「趣味は深夜徘徊です!」
と答えられます。

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最近の夜はTシャツ1枚で出かけられる過ごしやすい時期になったので絶好の深夜徘徊シーズンです。なので、最近は週3くらいで深夜徘徊をしています。

しかし、デメリットも最近感じていました。
それは時間が蝕まれるということです。

少し前にフリーランスになり正社員の時より自由に使える時間が増えたのですが、それでも深夜徘徊に3-4時間ほど時間を消費するのはよろしくないです。

というのも、もう一つの趣味である読書が疎かになっていると感じていました。読書は小説やラノベもみますが、最近はデザインの本やビジネス書を多く読んでいます。

これまでは深夜徘徊と読書の時間の割合なんて気にしていませんでした。しかし、ありがたいことに、フリーランスになり仕事をたくさんいただくことがあったり、自分のプロジェクトでも人が多く関わってきたりしてスケジュールをある程度立てる必要が出てきました。

そこで効率よく趣味の時間を確保したいけど、ここでさらなる問題が。そもそも外に出る深夜徘徊と家でやる読書って別々でやるものだから交互に時間取らないとダメじゃん!

もうどっちか諦めるか・・・でも悔しいな・・・

そこで一度自分ぶち当たる問題に対して整理してみました。
(もちろん深夜徘徊をしながらね)

そもそもの問題は?

問題としては時間が確保できない。確保できたとしても趣味に結構な時間を費やすのってどうなの?ということを考えていました。生産性あるかとか考えたけど、趣味に対してこれ考えたら負けでしょ・・・と思いながらも自問自答をして問題を洗い出しました。

問題
・仕事の時間を多く確保しないといけない
・深夜徘徊は平均3時間かかる
・読書などのインプットの時間がない
・趣味の時間がないので休まる時間がない

ここで一つ一つに疑問をぶつけました。

・仕事の時間を多く確保しないといけない
Q.なぜ仕事の時間を多く確保しないといけないのか
A.フリーランスで時間があるなら仕事の時間を確保していないといけないから
Q.なんでフリーランスだと仕事の時間を多く確保しないといけないのか
A.あれ?なんだだろう、時間よりも質だよね

・深夜徘徊は平均3時間かかる
Q.なぜ平均3時間かかるか
A.行き帰りと探索でフラフラしてたらそれくらいたっていた
Q.行き帰りは仕方ないけどフラフラって何か目的ある?
A.あれ?深夜徘徊の目的にはないし、そもそも明確な目的あるじゃん

・読書などのインプットの時間がない
Q.なぜ読書などのインプットの時間がないのか
A.仕事が忙しいから
Q.起きてる時間は四六時中仕事しないといけないのか
A.いや、そんなルールはないし休みは必要だろ

・趣味時間がないので休まる時間がない
Q.なんで時間ないのか
A.スケジュールで確保してなかったから
Q.なんでスケジュールに趣味に時間入れてなかった?
A.あれ?なんでだろう



そもそもの問題が問題ではない気がしてきた。むしろ自分で根拠のないストップをかけていたのか?ふむふむ、問題自体がクリアになりざっくり結論をまとめると「時間の使い方」が今の問題だと気づいた。

その上で自分がどうしたいのかをまとめてみよう。

要求の洗い出し

これは紛れもなく深夜徘徊がしたい読書がしたいということ。その時間を確保しなければならない。

要求
・仕事も大切だけど趣味の時間を確保したい
・趣味として深夜徘徊の時間を確保したい
・趣味として読書の時間を確保したい

まとめると時間を確保したいという要求です。この要求を達成するには何をクリアしていけば良いのかを整理してたどり着いたのが

「仕事の時間と趣味の時間を分けてスケジュールをちゃんと立てよう」でした。

先ほどの自問自答でもあったものに考えを整理した答えをぶつけてみました。

仕事の時間を多く確保しないと回らない
→仕事量は1日8時間で、それ以外はプライベートの時間にしたら良い

・深夜徘徊は平均3時間かかる
→非日常的な時間を楽しめる街をリサーチしておくのと、頭の整理したい項目をあらかじめピックアップする(写真は都度良い感じに撮る)

・読書などのインプットの時間がない
→1日8時間のルールを適応すれば時間確保できる

・趣味時間がないので休まる時間がない
→1日8時間のルールを適応すれば時間確保できる

1日の時間が24時間以上増えることはないのと人間として睡眠時間は確保しないといけません。それに起きてる時間全てを仕事に費やすのはやりすぎだと。これいつか体壊すし。だからしっかりと時間を分けることにしました。

趣味の時間を整理してたらひらめいた

スケジュールの見直しをしたことによりプライベートの時間が確保でき、深夜徘徊の具体的なルールや読書のタイミングが可能になってきたところで気付きました。そもそも読書って家じゃないとできないってこと!あと、深夜徘徊でフラフラする時間が具体的なプランを立てることにより削減されました。

それなら行き帰りと行く街のスポットを抑えて外灯で読書したら良いんじゃないか?!

2つの趣味が合体した瞬間です。我ながら素晴らしいアイデアだ!とテンションが上がりました。

早速検証だ!!!

深夜徘徊で東京駅丸の内に辿り着き、外灯で読書をした

時間は23時ごろ。浅草橋から日本橋方面へと自転車で向かいました。特に寄り道もせず東京駅へ。

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ビルが立ち並び、日中とは違い人がいない。タクシーは何台かあったり工事していたりとチラホラ見かけましたが。

普段は人がたくさんいる場所(今はコロナだから少ないと思うけど)が夜になると人の気配がなく静かでとても心地の良い場所です。深夜徘徊素晴らしい。

早速写真を数枚撮ったり何かで使うかもとスローモーションの動画を撮ったりしました。

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歩道は思った以上に明るい!
丸の内って路面店が多くてガラス張りのお店が多かったのと、そこのウィンドウの電気が明るいのでその光の力を借りて読書しました。

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ちなみに読んだ本は「最低量のマネジメント」という先輩にマネジメントの相談をしたところオススメしてもらった本です。(感想は割愛)

読み始めは人の目を気にしたり虫がいたら嫌だなとかで集中できませんが気が付くと1時間ほど読んでいました。正直家のソファーのが快適ではあります。

しかし、読書に没頭できるメリットがあって、外灯の光が本を照らしてくれるのと夜の暗さで視覚的情報がある程度制限されます。それにより本と夜とが見事なコントラストを演出してくれて本に集中することができます。(ただし紙が白の場合のみかも)そのため視覚的ノイズがないので自宅よりも誘惑が少ないです。

デメリットとしては、夏は蚊もいるしG的な虫もいるかもしれません。あと変な人もいるだろうし酔っ払いに絡まれたりとかもありそうです。

それでもこの日の深夜徘徊は大満足で過ごせたと思いました。

おわりに

アーケードで古めのゲームセンターとかあれば行きたいと思ったことがあったのですが、条例では深夜の営業ってダメらしいですね。正確にはゲームセンター としてではなく別物として少しゲームセンターのエリアがあるのセーフみたいという噂を聞きました。(正解知ってたら教えてください)

デザイナーがアウトプットする過程として当たり前だよっていう人もいるけど、答えが出ない・アイデア出ないって人は一度自問自答したり誰かに相談してみると、もしかしたらひらめいちゃうかもしれません。今回は完全に趣味の話だけど普段仕事でやっているような流れでプロトタイプまで持っていき検証までできました。

また、深夜徘徊は東京の東よりが多いです。たまに車も使います。もしオススメの深夜徘徊スポットがあれば教えてください。読書スポットもあれば尚嬉しいです!


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