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目指せ七対子! 文月流何切る

【文月流何切るについて】

文月流何切るとは、「七対子を狙うこと」を前提とした何切るです。牌効率という概念は存在しません。
また、回答として求められるのは、私が今までnoteに投稿してきた内容に関するものです。

問題は全部で10問。文月流フル活用で回答してください。
(今までの記事を読んでいない方でも「何言ってんだコイツ…」って感じで楽しめると思います)


【第1問】


東2局 配牌





解答
正解は1p。8pの三色対子に気付けるかという問題。
1m→2mで小さな壁ができているため、一応残す。
3m→尖張進化論。順子内の尖張牌は重なりやすい。
8p→三色対子。8m8sが対子のため、8pも重なりやすい。

消去法で1p。


【第2問】


東2局 配牌





解答
正解は5p。赤なんて存在は無視です。
3p→七対子を狙うにおいて、3,7を第一打で切るのはタブーです
9s→8sで小さな壁ができているため。
1m→単独牌理論。配牌で孤立した一色は重なりやすい。

消去法で5p。


【第3問】


東2局 配牌





解答
正解は2p。
3p→尖張進化論。意外と見落とす。あとタブー。
3m→一色尖張牌。配牌でどれか一色が3,7のみだったら、その3,7は両方重なりやすい。今回のケースで言うと3m7mがそれに該当し、どちらも対子になると考えられる。
7m→3mと同じ理由。

消去法で2p。「面子手の未練を断つ」という意味でも良い選択。


【第4問】


東2局 配牌





解答
正解は5m。
7p→タブー。
9p→679の法則。配牌で679とあったら、その9は重なりやすい。
3m→しつこいほど出てくる尖張進化論。
9m→配牌最不要数牌。数牌で一番いらなそうに見えて実は重なりやすい。
南→最終形にはしないが、残り枚数の把握のしやすさや安全度を考えてとりあえずは残す。

残るは2p、6p、5mだが、対子手を狙う時に大切なことは「とにかく未練を断つこと」。345mで順子ができてしまっているため、5mを捨てることで面子手の道を消す。


<対子エネルギー問題>
第5〜第7問は対子エネルギー問題になります。
対子エネルギー問題とは、その局の自身にある対子エネルギーを予測し、七対子が狙えるか狙えないかの判断をする問題です。
回答は「狙える」or「狙えない」の二択になります。
また、狙える場合は何を切るのかも一緒に回答してください。(両方合っていたら正解となります)

【第5問】

七対子、狙える?狙えない?

東2局 配牌





解答
正解は「狙える」。切る牌は6p。
6mと8mが対子になっているため、対子エネルギーが高いことがわかる。
そして七対子を狙うにおいて最初にやることは順子破壊。筒子の567から一つ外すことになるが、5は赤引きの可能性、7は尖張進化論が該当するため消去法で6pを切る。


【第6問】

七対子、狙える?狙えない?

東1局 配牌





解答
正解は「狙える」。切る牌は6m。
東1局は、無条件で対子エネルギーが高くなりやすい。
なお索子と萬子で2順子あるものの、ここは萬子から外す。索子から切る場合、2s,3s,5s,の内どれかを切らなければならないが、いずれも対子候補として優秀。ここは萬子から選択することで、索子の対子候補をキープしつつ未練を絶てる。セオリー通り6m切り。


【第7問】

七対子、狙える?狙えない?

東2局 配牌





解答
正解は「狙える」。切る牌は4m。
基本早い巡目で暗刻ができた場合対子エネルギーは低くなりやすいが、筒子で並び対子ができているため対子エネルギーが高いケースだとわかる。
七対子を狙うので、暗刻の4mを一枚外す。


【第8問】(通常問題に戻ります)

<ここからは難易度がさらに上がります>
<正解できたらすごい!>

東2局 7巡目





解答
正解は5p。そもそも聴牌しているが、当然とらない。優秀な対子候補が揃っている。
3p→尖張進化論。
4p→三色対子。ここに気付けるかがポイント。
北→北切り=聴牌になってしまうので、切らない。未練は断つ。

文月流順子破壊では「345は4切り」としているものの、今回は4pも有力な対子候補。普段5から切らないのは「赤があるから」というだけであり、4,6が重なりやすい牌なのであれば優先的に5から切るべき。


【第9問】


東2局 配牌





解答
正解は2s。二萬マジックと遠い三色を睨めたかがポイント。
2m→二萬マジック。配牌で2mがあったら…重なるんです。
4m→ドラは切らない。
9m→配牌最不要数牌。
7s→タブー。
3p→タブー。
7p→タブー。
9p→9mが対子になると三色対子が該当する。

消去法で2s。


【最終問題】


東2局 10巡目





解答
正解は3p切り立直。理由までわかったら最強。

通常時であれば7p切り立直で三色対子の3p待ちとするところだが、この局は3,7の牌が集中的に重なる尖張牌の波が来ているので、今回のケースのみ異なる。
波が来ている時は三色対子より「3と7の均衡を保つこと」が優先。(7p切り立直とした場合、3の数だけが多くなってしまう)
あえて三色対子を否定した3p切り立直とすることで、尖張牌のバランスが取れる。これが波の乗り越え方。


【最後に】

お疲れ様でした。問題は以上です。
今まで書いてきた激ヤバオカルト理論の数々がつまった謎問題だったと思います。正直1問正解するだけで凄いです。
各専門用語には記事のURLを仕込んでおいたので、気になったものはぜひそちらからご覧ください。

お付き合いいただきありがとうございました。





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