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一色も逃すな 【七対子】

またまた対子の増やし方についてお話ししたいと思います。
どんな牌でも使える七対子、せっかくなら萬筒索全て使いたいですよね!
前回の三色対子論に引き続き、今回もそれにぴったりの理論です。


【配牌から意識せよ!】

今回ご紹介するのは単独牌理論。いつもに比べて少し条件等が複雑ですが、必ず戦力となる戦術です。
まずは手牌をご覧ください。

七対子一向聴

配牌時点で七対子の一向聴。対子をもう一組増やして聴牌したいところですが、どれを切ればいいでしょうか。
ここでとりあえず1m切り……としてはいけません!!
配牌が終わったらまず数牌の色に注目しましょう。筒子が6枚、索子が3枚、そして萬子が1枚です。このように配牌時点で1枚しかない色がある場合、その牌は重なりやすい  というのが今回のお話です。この手牌では1mがそれに該当します。ここはまず3pから切るのが良いでしょう。
え?意味不明?ただのオカルト?そんなことばっかり気にしてたら寿命が縮まりますよ。気楽に信じて気楽に使ってみてください。その効果を実感する日が必ずきますから。


【配牌から意識せよ! その2】

単独牌理論の亜種的存在で、一色尖張牌というものがあります。
手牌はこちら。

七対子一向聴

配牌時点で七対子の一向聴。先ほどと違い、萬子は2枚です。
このように配牌時点で3と7が一色の中で一つずつある場合、どちらも重なる可能性が高くなります。この手配では3mと7mがそれに該当しますね。
ちなみに7mに関しては三色対子も該当しているので、かなり対子になりやすいといえます。


【この理論を使用する上でのポイント】

・配牌二色
配牌時点では数牌が二色しかなかったけど、後から残りの一色をツモった というケースがあります。この場合も単独牌理論は使えますが、あまり期待はできません。配牌でその形になっているのが最も理想的です。
しかし一色尖張牌に関しては後から来た場合でも重なりやすいので、そこだけ注意です。

・賞味期限
そしてこの理論、賞味期限が早いです。単独牌理論と一色尖張牌、どちらも重なる時は大体捨て牌の1段目が終わるまでには重なります。2段目に突入してからはどんどん重なりにくくなるので、ある程度のところで見切りをつけた方が良いでしょう。

・2枚目
配牌時点では筒子は1枚しかなかったものの、第二ツモで他の数が来て2枚になることもあります。これは一色尖張牌や三色対子が成立しない限りツモ切りしてください。基本的に2枚目以降は重なりにくいです。


【デジタル派の方へ】

オカルトへの理解がある方はこの理論も理解してくれると思いますが、デジタル派の方が見ると「何言ってんだこいつ」という内容だったと思います。
でもこういう理論を使って七対子を狙ってみるというのもまた楽しいものです。成功すれば爽快感を味わえますし、失敗しても「まぁ所詮オカルトだしな」で割り切りやすいと思います。
より楽しく、よりポジティブに麻雀を打つためオカルト的理論も使ってみてはいかがでしょうか。


【最後に】

こういう理論も使ってみると七対子が少し楽しくなりますよ。七対子に孤立牌という概念はありません。色々な牌を活用していきましょう!
文月でした。




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