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順子をぶっ壊せ! 【七対子】

おはようございます。文月大獅です。
今回は七対子を狙う上でとても重要なことをお話しします。
とっておきです。


【順子は全て壊す】

七対子を狙う時は、手の中にある順子を優先的に壊す必要があります。
理由は主に2つ。
・裏ドラを乗せやすくするため
・待ちを読ませないため
です。
まず一つ目の「裏ドラを乗せやすくするため」について。
七対子は裏ドラが乗れば一気に点数が上がります。ですから、我々は裏が乗る最大限の努力をしなければなりません。
ここで大事になってくるのが「順子を壊す」ということになります。
例えば順子を残して223344という形になったとします。対子になったことは嬉しくても、3と4の裏ドラが乗りにくいので打点的には一番嬉しくない形です。このような形にしないため、先に順子を壊し、他の牌で対子を作りましょう。
次に二つ目の「待ちを読ませないため」について。
これは単騎のソバテンを避ける ということです。
順子を壊しておかないと、聴牌時に両面で残ってしまうことがあります。
両面で残ると宣言牌が待ち牌のそばになるので、ロン和了が少し期待できなくなります。
そうなる前に順子を壊して、七対子のトリッキーさを失わないようにすることが大切です。


【順子の壊し方】

ではどのように順子を壊せば良いのかについて、順子ごとに解説します。

・456 → 6切り
456は裏ドラを考えて打牌選択をします。
まず一番左側の4は裏になる可能性が残っているので温存です。
次に5ですが、これは赤があるので残しましょう。
ということで、残った6p切りが良いです。

・345 → 4切り 567 → 6切り
345と567は、裏ドラに加えて尖張進化論も考慮します。
尖張進化論とは「順子の中の3,7は重なる」という理論です。(オカルトに過ぎませんが、マジで重なるので信じてください)
この二つと赤を総合して判断すると、
345の場合は4切り
567の場合は6切り
となります。

・234 → 4切り 678 → 6切り
234と678は少し特殊です。
裏ドラは考えず、尖張進化論をメインで考えます。
345の場合は4切り
567の場合は6切り
です。
なぜ裏ドラの乗りにくい8を残すのかについてはこの後解説があります。

・123と789には手をつけない
今まで「順子は壊せ!」というお話をしてきましたが、123と789だけは別です。実は123と789は全て重なりやすい牌であり、打点やソバテンを差し置いてでも残すべき順子になります。
まず尖張進化論で123から1233になります。789だったら7789です。
この形になると、残った1と2も重なりやすい牌となります。これはデジタル的根拠のある理論で、対子や暗刻などの壁の外側に位置する牌(33壁に対する1と2など)が河にあまり切られていない場合、その牌は山に残っていると推測できます。(他家の手に対子や暗刻で持たれている場合もあるが、山にある可能性の方が高い)
これらをまとめると、123や789の順子は全て対子になる可能性が高いとわかります。8を残す理由もここです。

裏ドラとソバテン警戒は確かに大事ですが、対子になりそうな牌を切るほどではありません。


【注意点】

123と789は少し違いますが、今日紹介した切り方は河を見ずに切る方法です。678でも場況的に6が良ければ切りません。
ですので、河から判断できない時のみ使っていただければなと思います。


【最後に】

みなさんも順子を積極的に破壊して、打点とアガりやすさのある七対子を作っていきましょう!
文月でした。

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