沖縄地方に津波警報 鹿児島空港にはダイバード続出

 2024年4月3日の朝に発生した台湾地方の大地震により、9時1分に気象庁は沖縄地方に津波警報が出された。10時40分に津波注意報に変えら、12時には全て解除した。津波警報時に沖縄本土で避難した人は「高台に避難したが、これからどうすればいいか分からない」と話した。
 この影響により、那覇空港は職員含め空港の3・4階へ避難した。また那覇空港は9時25分から発着便を取りやめた。10時53分には再開している。
 那覇空港に着陸予定の飛行機は宮古島や鹿児島などに着陸地を変更したり、出発空港に戻るなどした。鹿児島にも日本航空の東京発那覇行きの903便(A350-900 JA16XJ)と東京発石垣行きの971便(B767-300ER JA611J)が鹿児島空港へ着陸した。日本航空のA350-900が来たのはチャーター以来2回目でダイバードでは初めてだ。また沖縄地方に向かうスカイマークやピーチの一部便も鹿児島空港に着陸した。
乗客の一人は取材に対し「福岡から那覇へ向かっていたが、鹿児島空港に着陸となり、これから同じ飛行機で福岡へ戻ることになった。これからどうなるか不安だ」と話した。(記事文作成:運営記者)

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