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子供のときに美味しくなかったのに、大人になったら美味しく感じる理由

私は料理が好きなので育休中ということもあり、食事の準備は基本全部やってるんですが、最近ふと思いました。

"あれ?なんか最近めっちゃ茗荷(みょうが)食ってるな"、と。

子供のころ、親が好きだったのか茗荷の味噌汁がでてきたときに、

"なんじゃこりゃ、まずっ!"

と思ってたはずなのに、いつの間にこんなに好きになったんだ?
まあ、そういうものなのかな…で済ましていましたが、気になって調べてみました。

子供のときに美味しくないと思っていたものが、大人になって美味しく感じるのには、ちゃんとした理由がありました。

面白いなとおもったので、簡単にご紹介します。


子供と大人の味覚の違い


人間の舌の味蕾という味覚センサーは生後3ヶ月まで増え続け、生後5ヶ月後をピークに数は変わらなくなり、味を感じる機能が鈍くなっていきます。

味蕾は大人になるにつれ、磨耗していきます。赤ちゃんの味蕾が約一万個に対して、大人の味蕾は約七千個まで減るそうです。

つまり、子供の方が味覚を感じやすいのです!

味覚には、食べ物が有益なものか、有毒なものかを知らせる役割があるので、多くの毒物に含まれる「苦味」は有毒なもの判定されてしまい、嫌われやすいとのこと。


大人になったら美味しくなる理由


大人はこれまでの食事経験から、苦味や酸味に慣れてきて味として楽しめるようになります。

子供が嫌いなものを、大人が美味しそうに食べているときに子供に言うセリフナンバーワンの、

「大人になったらわかるよ」

は、あながち間違いではなかったということですね。
自分の子供にも、どや顔で言ってやろうと思います。

それではこの辺で。ありがとうございました。



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