見出し画像

職業 「ウーバー イーツ 配達員 」ってどう思いますか?

先日 水原一平 被告がウーバー イーツの配達員を解雇されたという ニュースが報道された

水原被告がウーバー イーツの配達員として再出発していた後 報じられたのは その前日である

矢継ぎ早に飛び込んできた このニュースに 全世界が 注目した

さて 我々 配達員はこの報道を受けてどう思ったのであろうか

もちろん 人 それぞれであると思うが、 興味本位の方々とは違い、多くの配達員は報道でウーバー イーツが あまり良くない取り上げ方をされることを嫌うのではないであろうか

それは 、フードデリバリーの仕事の印象が悪く見られるのが嫌だからである

自分自身が 悪く見られるのを嫌うからである

例えば ウーバー イーツの配達員が 原付バイクや 自転車で高速道路に進入したというニュースや、 出前館 の配達員が 崩れた寿司を素手で直したというニュース など が メディア に取り上げられた事がある

報じられるたびに 世間からの我々 配達員に対する目線というものが 少なからず 悪い方に 代わるものだと思う

自分はそんな無茶苦茶な運転はしない! であるとか 、素手で崩れた寿司を直すようなことはしない !ということは 多くの配達員 が思ったことであるが、 世間はそうは見てくれない

「交通ルールも 衛生管理も 何にも 知らねえやつらが 配達をしている」だとか 「誰もが簡単に できる仕事だから 質の悪い奴らが集まって当然だ」とか 言われたい放題である

そして 水原一平 がウーバー イーツの配達をしていると報道された時も 「犯罪者でもできる仕事」だとか すぐに SNS 上でにぎわっていた

「底辺の仕事」であると 大合唱である

そういった 世間の反応を見るたびに思うのであるが、 もちろん 交通ルールや 衛生管理 をしっかり守って この仕事が好きで 頑張って働いている 人たちが いっぱいいるというのに なぜ 簡単にそんなことを言うのだろうか

「職業に貴賤なし 」という言葉や、「 天は人の上に人を作らず」 という言葉等は 、裏を返せば そう思ってない方々が多いからこそ 輝いて見えるのだろう

残念ながら それが現実であると思う

だけど私は構わない 

フードデリバリーの仕事は確かに 誰でもできる仕事なのかもしれない

だけど誰でもがやろうとする仕事ではないし、誰もが続けられる仕事でもない

そのことを私は知っている

そして、私はこの仕事を好きでやっている し、この仕事の 楽しさも やりがいも 知っている

それから、 私の前々職 を例にとって話をさせていただくと 、今でこそ なくてはならない存在となっている コンビニエンスストアであるが ここまで 日本に 浸透するまでに 「街の景観を損ねる」だとか「環境によろしくない」だとか それこそ まあ いろいろ言われたものである

そして 今ではその本来の存在価値 以外にも 駆け込み寺として等 「街のセーフティステーション」としての役割も担っている

それは ここまで 店舗数が拡大し 24時間営業 することで 全国各地でコンビニエンスストアが地域密着しているがこその 所以であると思う

さて、フーデリ 配達員はどうであろうか

今では 全国各地 そこら中の街で 配達員たちが 稼働しているではないか

我々も その 本来の価値 以外のところでも 例えば 「安全パトロール」 としての役割も 担うことができるのではないであろうか

あまりメディアで取り上げられて 世間の目につくことはないのかもしれないが、 フードデリバリーの配達員が 実際に 事件や事故を未然に防いだ事例も いっぱいあると思う

現に 私のリアルで知り合いの配達員が 迷子になっていた ご年配の方を 救助したこともあるし、私自身も 先日 前を走行していたトラックの荷台から ロープが垂れ下がっていたのを指摘して 事故が起きる前に 無事に回収していただくこと ができた

他にも そんな事例は いっぱいあるだろう

まあ なかなか キャッチーな話題ではないからメディアにも取り上げられることはないのであろうが

今回の報道と周囲の反応を見て ふとそんな感想を抱いた

皆さんは、職場「ウーバーイーツ配達員」って、どう思いますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?