【1巻】本気でカウンセラーを目指すまでの道のり 〜高校時代〜


おはようございます、

Yotchiです。


私は、現在転職エージェントとして勤務しておりますが紆余曲折あって、

将来カウンセラーを生業にすることを決めていたす。

その決断に至った理由は、

決して転職エージェントの仕事に不満があるからではなく、

むしろ心から誇りを持って働いていますし、

大きなやりがいも感じています。


仕事の内容に優劣はないと思いますが、

普段出会うことのない者同士を繋ぎ合わせる転職エージェントって

本当に素晴らしい仕事だと考えてます。


ただ、ここまで自己分析を積み重ねた結果、

将来私が目指したい方向が明確に定まり、

その未来のレールに転職エージェントはないと思われるので、いつかは離れることになります。


じゃあなぜ私がここまで転職エージェントを辞めるのか?


そもそもなぜ転職エージェントを目指したのか?



ずっと転職エージェントになりたくて、これまで人生歩んできたのか?



違うとしたら、

転職エージェントを目指す前は何を目指していたのか?




こうした問いかけを繰り返すと、

カウンセラーを目指すまでの道のりを解説するには、

高校生から遡ることになりそうです。



前置きが長くなりましたが、

この記事では高校時代の私のキャリアを語っていきます。


①攻略本がないと生きていけない人間


昔から、自分で考えて答えを出すことがとても苦手でした。

例えば、ポケモン、ドラクエなどRPGゲームを買ったら、

真っ先に攻略本を買ってゲームクリアするタイプの人間です。

うまく物語が進まないときは自分で

「どうすればいいのか」「もっとこれをこうしたら敵を倒せるんじゃないか?」


と試行錯誤してゲームクリアする人も居ると思うのですが、

考えている時間って物事が前に進まないし、

答えが出ないとモヤモヤ、イライラしてしまうので、

私は考えることは大嫌いでした。



有り難いことに周りに恵まれていたのか、

私が

「どうしよう」「うーん…」

と無口になって悩んでいると、

いつも両親や友達、教師の方々が

「あなたはこっちの方がいいよ!」

「絶対これは辞めた方がいいよ!」

「こうすればいいんだよ!」

等と答えを教えてくれるので、

それに従い続けていました。


例えば、

中学校を決める時も、

「あなたが行く公立学校は不良が多いから、合わないんじゃないの?

受験して姉がいる中学に行った方がいいんじゃない?」

と言われて姉と同じ私立中学に入学したり、

部活動を決めるときも、

本当はサッカーやりたかったけど、

姉から

「サッカー部はチャラい人多いから、向かないと思うよ」

と言われたから、

すんなり野球部を選んでしまったりしてました。


よく人の意見に流されやすい人間は

嫌われたくない想いが強いから自分の意見を言えずに流されてしまうと言いますが、

私の場合は自分と向き合って、自分で考えて答えを出してこなかったので、そもそも意思や意見がないんですよね。。

高校時代までの私は、

誰かに敷かれたレールに乗った人生を歩んでいました。


きっとその方が圧倒的に楽ですし、

相手の意見に従っているわけですから、

怒られることもなくて安心するんですよね。

よく言えば、良い子で真面目に見られるのですが、

自分の人生を生きるという視点で捉えると、

自分の人生に無責任、

他人任せの人生と言えると思います。


②親から向いていると言われて教師を目指す


「人生に正解なんてない」

「自分の人生は、自分で決めるんだ」

この言葉は、キャリアプランを考える上で前提になるマインドセットだと思いますが、

周りに流されて生きてきた私にとっては、

心を苦しめるメッセージでした。

考えることを避けて生きてきた人間なので、

当然自分と向き合うことは一切してこなかった人間ですから

自分が何を大切にしていて、

どうしたいのかなんて分からないわけです。

その状況下で

「自分の人生は自分で決めないといけない」

なんて言われたら、

もうどうすればいいのよ…って感じです。

そんな私が進路選択で悩んでいると、

母親から

「あなたは色々苦労しているし、出来ない人の気持ちも理解できるから、教師向いていると思うよ」

と言われました。

これまで教師の方々にはお世話になったし、

きっとやりがいある仕事だろうなと漠然と思っていました。

また、母親の教え子に勉強を教えて

感謝の言葉を頂けることもあったので、

教えることを生業にするのは案外向いているのではないか?

とも考えていました。


③カウンセラーにも興味は持っていた


周りの受験生が、

「俺は〇〇をしたいから、△△大学に行くんだ!」

と言って勉学に励む姿がカッコよく、憧れていました。

私も本気で目指すものを決めて、 

進路選択したいとも思っていました。


教師以外に自分がなりたい職業があるのか考えてみました。

人に寄り添う仕事って何となく興味あるかも…?と漠然とした思いはあったので、

カウンセラーにも少々興味を持っていました。


しかし、目指すためには心理学部に入る必要がありました。

当時は、

「心理学=文系」

のイメージを抱いていたこと、

また心理学部の偏差値は総じて高かったので、

理系でバカな私には無理だと思い、

選択肢から排除していました。


④自分の意思で教師になると言いたかった


興味はあるけどカウンセラーは諦めて

教師になろうと思ったのですが、

思春期に差し掛かったこともあり、

「親に言われたから教師を目指しました」

って言うのは何となくダサいなと思ってきたんですよね。


そこで、当時の私は、

自分の将来を考えてみるために、

「自分が死ぬとしたらどんなふうに死にたいのかな?」

と問いかけてみました。


死ぬ間際の自分を想像した時に、

人生の最期を迎えるときに教え子から、

「先生のおかげで、ここまで生きられています。

先生のおかげで、人生変わりました」


なんてと言われたらめちゃ最高じゃん!!!

とワクワクしたことが決定打となりました。


教師という職業にとらわれず、

ただどんな死に方をしたいか考えていたのですが、

結果的にやっぱり教師いいじゃん!って思って、

教育学部へ進学しました。


しかし、

いざ教育学部に入学してみると、

数えきれないほどの壁にぶち当たり、

心病みそうになりました。

次回の記事では、

大学生活編をお届けします。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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