【40代 就活戦線異状なし】#7 「船がないなら、川の水を無くせばいいじゃない」
どもども、hum川（はむかわ）です。
「姐さん」という謎の呼称が定着しつつある、現在43歳です。
さて、今回はラッキー７。てなわけで、SUNABACO回となっております。
誤解なき様お伝えしておきますが、私は彼らの信者的な何かではありません。
そんなに素直なら、私の上司は3割増しのハッピーライフを送れています。
転職において、一番影響の大きい場所であったから。理由はそれだけです。
転職活動にあたり、動画、書籍、Ｘのポストなどを、沢山見ました。
どれも具体的かつ質量のある情報ばかり。すごい！
けれど、それらのアドバイスが視線を向けている範囲に、「私」はいなかったのですよ。
「あなたの様な属性の人間は、転職とか考えませんよね？」とでも思っているかの様な、前提と進行。
世の中の40代、皆大卒・総合職でお勤めなのかい？
転職後の活躍じゃなくて、その入り口に立つ方法が知りたいのよ。
スキルが身についた…とは言えない
今回内定を得られたのは、企業が求める新しい知識・技術の一端を得た事が大きいです。
「習得できた」とは、少し違います。私の理解度は低く、実践的には程遠い。
その世界に触れる位置まで、とりあえず移動してきた来た、ゼロではない、という意味です。
そして、心が折れまくるその道程を、最初から最後まで手を引いてくれたのが、SUNABACOとその界隈だったのですよ。
それでは本編、行ってみましょー！
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体系立てて勉強する面白さ
SUNABACOプログラミングスクール卒業後、予定外のデザインコースも受講。
普段何となくやってる事の名前と体系を知り、推薦図書で積ん読が激増しました。
奥深く、難しく、楽しい。上流工程ってのも、やれたら面白そうだな！
よし！受講はこれで最後だ（フラグ）。
ノーコードじゃないんですかっ!?
デザインコース卒業後、さらに予定外のWordPressコース受講。
受講生の案件獲得が多いコース。少しでも知っていれば、無職になってもバイトとかできるかも…と思いまして。
「ノーコードなのは使う側。皆さんはそれを作る側」という事で、わっさりコード書きました。
開発者。でべろっぱー。ふふ…カッコいい響き。
まぁ常に、うなだれていましたけれども。
しかし、使うだけならノーコード。就活に必要なポートフォリオは、この受講により作る事ができました。
↓「目に見えて触れる形は、強かった」ストーリーはこちら。
よし！解雇日も迫ってきた。受講はこれがホント最後だ！（フラグ）
デストロイ再び。君はもう親友だね。
できることが増えると、目線も変わる。
ある日、「デジタルマーケティング経験者歓迎」という、PR・マーケティングの求人を発見しました。
それ以外の応募条件はすべて満たしており、しかも同じホテル業界。
「Illustrator経験者優遇」とまでありました。（チラシ作るソフトです）
しかしデジタルマーケティング分野は、Googleアナリティクスで数字を拾ったり、LINE広告を出す程度。とても経験者といえるレベルじゃない。
これはいける…と思った会社で、不採用を重ねてきた経験がよぎります。
…ちゃんとできないから、駄目だな。
この呪文を唱えると召喚されるのが、
「ちゃんとやらなきゃを デストロイ」
今回も当然来ましたよ。そして背中を押され、勢いで応募！
そしてこの応募で、内定をいただきました。実話です。
これまでの慎重さは一体何だったのか。人生なんて、ホント分からない。
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「今しかない」から連続受講した
思えば遠くへ来たもんだ。
WordPressコース卒業後、webデザインコースとLP（ランディングページ）基礎講座を受講しました。
そして現在に至ります。
どちらも予定外どころか想定外。最後、最後と思いながら、結局5コースを受講しました。
「無計画」と言われれば、その通り。でも、これで最”期”なのは、本当だったのですよ。
これまで、受講のために仕事を定時で上がれたのは、「解雇前」という特殊な状況下にあったから。そして、ある程度の裁量があるポジションにいたからです。
けれど新しい職場では、そうもいきませんでしょう。少なくとも、当面は。
何より収入が激減すれば、受講する事自体、厳しくなります。
だから、今しかなかったんです。
SUNABACOの受講は、そもそも転職目的ではありません。
先がない中年的危機感と、単なる好奇心からの行動です。
ゆえに、遊びと揶揄する人も多かったですし、職場での批判はもはやエンターテイメントでした。
脳内四コマが、過去最高速度で生産されましたからね。
それでも受講し続ける事を選んだのは、１回受講するごとに、自分の確実な変化を感じていたからなのです。
１つの小石、近づく水底
転職指南でよく見るキャリア形成パターンは、２つ。
「同業種・異職種」か「異業種・同職種」です。
これは私も、書類落ちの経験からその通りだと思います。
今回内定を得た仕事は、このうち「同業種・異職種」。職種一本道人生の私の場合、賢明な選択とは言えません。
しかし。
マーケティングの求人を見たとき、現職種とは違うけれど「行けるかも」と思う事ができました。
現在地との距離感が、ちょうどWebデザインコース受講を決定した時感じた距離感と、そっくりだったからです。
「あそこはたぶん、ここと地続きだ」
自分、結構しつこいんで
プログラミングスクール受講時、ヤバいものに手を出してしまったと思いました。自分の日常と比べ、異世界すぎたからです。
卒業制作発表においても、これを直球で発言しています。
本音度の証明と言えましょう。
だからって40過ぎて、公の場で「ヤバい」とか言うなよ。
変なとこだけ素直な中年。真似したらダメですよ。
こりもせず受講をつづけ、やがてwebデザインコースの募集が始まった頃、自分の変化に気がつきました。
プログラミングスクールに感じた様な、異世界感がなかったのです。
「こちら側」と「あちら側」を隔てていた、川。
その水深がいつの間にか、歩いても溺れはしない程度まで、浅くなっていたのでした。
小石で川を埋め立てるが如し。
無駄ではないけれど、無為かもしれない。
そう思いもした受講の日々が、今、確かな足場として形を成そうとしている。
今回掴んだ求人は、私のキャリアからみて、まさに「川の向こう側」といえる分野です。
１年前なら、命に関わるので応募などできない。けれど今は、とりあえず行ける気がする。
講義で見聞きした知識や考え方が、「たぶんサバイバルできるよ」と強く背中を押してくれたのでした。
内定を得たのは、WordPressコース卒業後。
すでに申しこんでいたwebデザインコースは、この瞬間から実質職業訓練となりました。
そして、LP基礎講座とのW受講決定！！
…ゲフッ。いや、仕事超絶忙し…いや、頑張るよ。
ところが、これがまた、初回から内容が濃いのなんの。
なにこれ、やっぱヤバいところに来ちゃったんじゃないの!?
ちょっと激流すぎない？
講師の熱意でダム決壊してない？
数多の英雄の命を飲み込んだ伝説とか生まれてない!?
小石を投げ入れる日々は、今日も絶賛継続中です。
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内定決まって、万歳！
めでたい鯛、とも言い難い現実がある。
次の職場は、営業を終了する現職場と、同じエリアの同業他社、という事です。
転職としては大成功の部類です。年収、ポジション、仕事内容、福利厚生、過去最高です。
けれど、明るい未来を信じるのは難しい。少なくとも今は。
実際、エージェントをはじめとした就職支援では、他業種に絞って求人を探してきました。
けれど、選べる状況にはなかったのですよ。
年齢、学歴、たまに、独身である事。
埋められない奈落が明確にあり、ほとんどが書類審査すら突破できなかったのですから。
やっぱりあるのでしょうね。生存可能領域が。
押し広げる事ができる、方向性というものが。きっと。
最近の転職ブーム。
ミドル転職の活況、ハイキャリア転職。実際、叶えていく人も多いのでしょう。
けれど私には、あまり関係がなかったように思います。
それらは、あくまで分厚いガラス壁向こうにある、舞台のお話。
漏れ届く照明の光に戯れても、所詮「こちら側」では影遊びにすぎないのですよ。
夢を見るのは必要ですが、夢に果てるのは単なるマヌケ。
自戒を込めてそう思います。
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《今回のまとめ》
"継続は力なり"の「力」は、思わぬ形で現れる事も。ただ時間が必要なので、転職を考える前からも、何かしら行動しておくのが大事だと思いました。
最後までお読みいただき感謝、感謝です！
んで、このシリーズ次回が一旦〆です。
ラストは、転職活動の副産物について書こうと思います。
明るい話題になる予定！…は未定！
【よろしければ、帰り際にスキ❤️を頂けると、勇気がでます！】
ではまたー。
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