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インフルエンサーがファッション業界をダメにしていく理由

先日、こういうツイートを見かけました。

最近は、このような思想を持つ、インフルエンサーが多いように感じる。

そのことについて、自分の意見を吐き出します。


確かに、ユニクロは素材も良いですし、コスパで言うと最強。

デザインもシンプルなので、迷わずコーディネートに組むこともできる。

時短。コスパ。トレンド。

今の時代にマッチしている日本を代表するブランドです。


しかし…


それで良いのだろうか?

外面ではなく、内面を磨いて個性を出す。

いち消費者として、言ってることはすごく分かる。


でも、ファッション業界で命を懸けて勝負している人達は、これを見てどう思うのだろうか。

正直なところ、僕は悔しかったです。


僕は現在、服のメンズマガジンというファッションサイトを運営している。

将来、自身のブランドを立ち上げたいという夢もある。


もし、影響力のあるインフルエンサー達がこぞって「ユニクロ推し」になれば、業界はますます縮小していく。

ユニクロ最強。ユニクロ信者。服なんかに金出してられない。

そんな風になる未来がくるのではないかと不安だ。


近い将来、ユニクロはファッション業界を独占状態にしていくだろう。

これは確実です。

マーケティングも上手い。

あっ!と驚くようなコラボも実現させている。

確実にトップを独占するだろう。


(すでにしているかも…)


しかし、ファッションはユニクロだけではない。

これだけは忘れないで欲しい。


バッグボーンがあるブランド。全て職人が作っているブランド。


そのようなブランドは確かに高い。

高いがユニクロにはない、暖かさがある。

歴史も感じられる。

職人の顔も浮かんでくる。

だから大事に着る。履く。付ける。


僕は歴史のあるブランドを手にすると、いつもこう思うんです。

どんな人が縫ってくれんただろう?

どんな人が繋げてくれたんだろう?

ミシンの音まで聞こえてくる。


しかし、ユニクロを手にしても、そのような感情は湧いてこない。

その証拠に、3年前に着ていたユニクロの服は全てない。

多分、もうゴミ箱に入って燃やされているでしょう。


この違いを理解して欲しいとは言わない。


でもファッションはもっと多様性のある物だと思うんです。

これが僕が思うインフルエンサーがファッション業界をダメにする理由です。


最後に宣伝。

僕は「服のメンズマガジン」というサイトを運営しています。

暇な時にでも、ぜひ遊びにきてください。



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