しもべ

キリスト教徒。牧師。現実の教会では話さない(話せない)ことを仮説も交えて考察します。 …

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キリスト教徒。牧師。現実の教会では話さない(話せない)ことを仮説も交えて考察します。 考察なので、実際には間違っていることもあるかもしれませんが、信仰に基づいた独自の考察です。 聖書もキリストも教会も、すべての人のために神様から与えられているものです。

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神秘の考察へようこそ

まえがき 読んでいただき、ありがとうございます。この note の前書きとして語らせていただきます。 世の中は目まぐるしく移り変わっています。明らかに世界中の人々に対して、悲しみ、恐怖、不安を掻き立てる悪の仕業が存在しています。 このような激動の世の中で、このような、悲しみ、恐怖、不安にさいなまれている方々もいらっしゃるでしょう。その不安な気持ちが少しでも消えて、安心と平安を得られるヒントになればと、この note を始めてみました。 Web 上には様々な情報、都市伝説

    • 重要なのは情報ではなく愛である

      情報化社会という言葉があるように、最近は情報至上主義の傾向がある。しかし、情報の量は氾濫しているが、インターネット上のそれは玉石混交である。 しかし、何が本当で何が嘘であるかの判別は、又聞きではなく一次資料を確認することや、意見が割れている場合は、すべての立場の情報を吟味することが重要であるが、一次資料であっても、その判別がなかなか難しいこともある。 しかし、情報に囚われすぎないよう、注意する必要があると思う。先に引用した聖書の言葉の通り、情報や知識は、この世で渡り歩くため

      • すべての者が復活する

        死後のことについて、私たち人間には秘められており、全貌が明らかにはなっていません。しかし、ある程度、聖書にはその神秘を知るヒントが書かれています。 教会でも、死んだらすぐに天国とか地獄に行くと考えている人は多いかもしれません。しかし教会では伝統的に、キリストの来臨と復活を教えており、すぐに天国や地獄へ行くという話は、その教義とは矛盾するでしょう。また、主の祈りには「御国を来たらせたまえ」とあるように、すでに天国があるのなら、この祈りも矛盾するとも言えます。 さて、冒頭に示し

        • 天使とは

          聖書には天使の存在が出てくる。基本的には「遣わされた者」という意味の単語で、ヘブライ語ではマルアク゜、ギリシャ語ではアンイェロスという。英語の angel は、このギリシャ語に由来する言葉である。ちなみに、旧約聖書の一番最後の書にマラキ書(マルアヒー)というのがあるが、単語末尾のイーは「私の」という意味の接尾辞なので、これは「私の使者」という意味である。もうひとつちなみに、カ行に半濁点をつけたものは、無声摩擦音つまり痰を出すような音のつもりで記述している。 日本語では「天使」

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          聖書と古文書

          聖書は神様が私たちに宛てた手紙である。 それに対して、古文書は古い文書のことである。 聖書の成立は古い。しかし、古文書のように扱うべきではない。なぜなら、それは現代に生きる私たちにも宛てて届けられている神様のお言葉なのだから。だから、新聞を読むよりも、日めくりカレンダーを見るよりも、今日の運勢のコラムを見るよりも毎日聖書を読んだ方がいい。 そういう意味で、聖書と並列にシュメール文明のなんたらとか、旧約の外典とか偽典を持ち出してくる情報が最近、散見されるが、古文書の類は、単なる

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