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不登校のはなしのその後〜僕のはなし20〜言葉は人をつくる

僕が不登校で苦しんでいた時
祖父の存在は大きかった。

息子にとってそんな存在になりたい。

だけど無理だ。
父親だから。

距離が近ければ 近いほど
理性より感情が強くなる。

しょうもないことで怒ってしまう。

怒りは身近な 自分より弱いと
思う人に流れていく。

どうやら、息子は僕に
僕は息子に流れているようだ。

息子が眠くてイライラしてくると 僕に向かって
「米粒は一合で何粒か行ってみろ!」
と訳のわからない因縁をふっかけてくる。

話は逸れてしまいましたが、
祖父のような存在になりたい。

だから僕は息子に言葉で送るようにしている。

週末は息子にゴールデンタイムを作っている。
その時間は息子の好きなとこに行き、息子の思うように、思う存分
時間に縛られることなく遊ぶ二人だけの特別な時間。

そのじかんに時々息子に
「パパは息子くんが大好きや、息子くんを怒る時も
あるけど絶対に嫌いにならない。」

「息子くんが嫌なことをパパにしても、
パパのこと嫌いになっても、
パパは絶対に嫌いにならないからね」

そう言われて息子は表情を変えずに
「うん」と頷くけど、
わかっているのかわからない。

祖父の存在が僕を救ってくれたように

こういう言葉が息子に残って、
誰にも言えずに悩んだ時に

思い出してくれたらいいな、


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