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”自己肯定感”より”自己効力感”〜その1〜

こんにちは。私は周りからよく、「悩みがなさそう」とか言われるのですけど、私だって、人間だもの。小さな悩みの一つや二つぐらいありますわよ。ただ、悩みがあろうがなかろうが、人生笑ってればなんとかなる♪と本気で思っているHugです。

そんな私なんですが、以前友達に「好きな本のジャンルはなに?」って聞かれたことがあるんです。その時、私は迷わず「自己啓発系の本!」といったら、結構なビックリリアクションを受けたことがあります。何故だかわかりますか?一般的に自己啓発本を読む人って、自己肯定感が低く、自分の自己肯定感を高めたい〜とか、自分を変えたい〜とか思うネガティブちゃんが読むそうなんです(←めっちゃ人ごとw)そう!実は私、そういったタイプと全く正反対なんです!(自称)自己肯定感が高いし、自分が大好きです!でも、そんな私の本棚には、たくさんの自己啓発系の本があります。自分を啓発したいというより、目の前の子供達のために活用したいという感じなのかな?理由はどうあれ、それ系の本が好きなんです!(笑)

近年は、日本でも”自己肯定感”という言葉をよく見たり聞いたりすることも多いと思います。皆さんの周りの人や、自分の子供にも、自己肯定感が高いとか低いとかを感じたり、考えたりしたことがあると思います。世間では結構社会的地位を得た”自己肯定感”ちゃんです。ところがどっこい!最新のアメリカ心理学的には、”自己肯定感”よりも、”自己効力感”が大事だといわれているって知ってました?うん?”自己肯定感”と”自己効力感”って何が違うの?って思いますよね。私も最初???って思ってました。でも、自分なりに、理解できたので、まとめてみたいと思います!

【自己肯定感】(Self-affirmation)とは?

自らの価値や存在意義を肯定でいる感情などを意味する。自尊心(Self-esteem)などとも言われています。この自己肯定感というのは、実は、必ず何かの結果の後についてくる感情だというのです。

例:学校のテストで100点とった。とか、100m走でクラスで一番だった。とか、髪の毛を切ったら、友達に「かわいいね」って言われた。など

👉その結果、自己肯定感が高くなる。 

逆に言い換えれば、100点を目指したが、60点しか取れなかった。とか、クラスで一番足の速い子が100m走で、誰かに負けてしまった。とか、ロングヘアーの子が思い切って髪の毛を切ったら、周りにあまり好評ではなかったなど。

👉その結果、自己肯定感が下がる

つまり、自己肯定感というのは、結果の後についてくる感情なので、結果次第で、上がることも、下がることもあるということですよね。そこで、最新の心理学によると、子供の成長においては、「自己肯定感」よりも、「自己効力感」の方が大切だといわれています。

【自己効力感】(Self-Efficacy)とは?

多くの心理学の概念の中で、最も「行動を予測するもの」であり、やればできる(かも)とか、やってみようという挑戦を促す感情

✨自己効力感の中に含まれる感情✨

①「環境に影響を与えられる」と感じられる(信念)

②「一定の目標を達成できる」と感じられる(自信)

③「いまはできなくても、いつかはできるかも」と感じられる(希望)

教育や心理学の研究では、あらゆる動機付けや構成概念(自己肯定感、自己概念、自己受容など)がたくさんありますが、その中で自己効力感が「行動」を最も予測するものだということですね。

つまり、自己効力感が高い子供ほど、「やってみよう!」という気持ちが育まれるということですね。すばらしい!チャレンジ精神ともよく言われますが、自己効力感が育っていない子供は、「失敗したらどうしよう、、、」「怖い、、、」などという感情が先にきてしまって、「やってみよう」という気持ちになれないんですね。

この自己効力感は「ある」ものではなく、「育てる」ものなんですね〜。是非、私も、目の前の子供達にどんどんこの自己効力感を育てるコーチングをしていきたいと思っています!

次回は、この「自己効力感」をどうやって育てればいいのかについて、具体的にお話していきたいと思います。To be continued...


今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました!      See you next time!!

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